“精”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くわ50.5%
せい27.0%
くは9.5%
しら4.9%
くはし1.4%
0.7%
しやう0.7%
エツキス0.7%
スピリット0.7%
ゲーニウス0.4%
シイ0.4%
0.4%
くわし0.4%
しょう0.4%
しろ0.4%
すぐ0.4%
ずく0.4%
0.4%
0.4%
クハ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうも貴方は不思議な人ですね。まるで探偵のようなことを云うじゃありませんか。それに科学にもなかなかしいようだし……」
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「たいへんにるな。」と、はいいました。馬追いはびっくりして、二いまゆかして、のしたぎながら
酒屋のワン公 (新字新仮名) / 小川未明(著)
壽阿彌は姪が敬服してゐると云ふを以て、此宗壽の重きをなさうとしてゐる。姪は餘程茶技にしかつたものとしなくてはならない。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
米を大量にげるための杵であって、後に餅搗きにこれを転用したことは、今でも餅臼が是と不釣合に小さいのを見てもわかる。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
貫一もまたその逢着の唐突なるに打惑ひて、なかなかく看るべきあらざりけれど、その女は万々彼の妻なんどにはあらじ、とり合点せり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
で三四杯あほり立てたので一時に発してがぐらぐらして来た。此時
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
そこへこの三日間ほど、おきみは、夜もろく/\眠らされず、まるでぼろ布の如く持ち運ばれたので、今はも全く盡き果てゝゐた。額が妙に鋭く尖り、目だけがギロリと飛び出してゐる。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
短歌は一箇の小さい緑の古宝玉である、古い悲哀時代のセンチメントのである。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
精神を組成するものは、「」、「熱」、「空気」、とそれに第四のある「名のない者」とである。
ルクレチウスと科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
從つて或資料のを完全に掌握してゐることは必ずしも他の資料を完全に掌握してゐると云ふことにはならない。
三太郎の日記 第一 (旧字旧仮名) / 阿部次郎(著)
中にはその手をもう太刀のがしらにかけている者もあった。そのていが最初から喧嘩腰である。人数は対等でも、玉藻の供は相手ほどにり抜いた侍どもではなかった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
御正月になりましたら、い御手紙をめたいと思うて思うて居りましたが、御正月も元旦からいつもと同じに働いて休みなどは取れませんでしたから、つい/\御無沙汰いたしました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
近頃は、も、衰えたように、せが目についてきた。
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
き大いにその妙を得、大抵両三人、同じく上り、会読しながらこれをき、『史記』など二十四葉読む間に米る、また一快なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
そして間もなく、伊那方面へは、洞院左膳を大将として、国内をった精兵を向け、御嶽冠者の抑えとしては、郡代に防衛の厳命を下だし、加勢の兵を差し向けた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「東京は田舎とって、何もしずに、ぶらぶら遊んでいるような者は一人もいないで、さあのようなのない人には、やって行かれるかどうだかア知らねえけれど、まず一ト通りや二タ通りのことでは駄目だぞえ。」
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
母親は手元の薄暗い流し元にしゃがみ込んで、ゴシゴシ米をいでいた。水をしたむ間、ぶすぶす愚痴をしている声が奥の方へも聞えた。お庄はまた母親のお株が始まったのだと思った。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
筆択むべし、道具詮議すべし、魚を釣らんとせば先づ釣の具をくすべし。
鼠頭魚釣り (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
竹中ハ総軍ヲ己レノ任トシ、チニ小事ニシカラズ、自然ニ任セタリ。彼、先駆殿ニアルトキハ、軍中何トナク心ヲ安ンジタリ。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)