“え”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
語句割合
17.7%
13.0%
11.1%
8.0%
7.4%
7.2%
5.2%
3.7%
2.6%
2.2%
2.1%
1.9%
1.6%
1.4%
1.3%
1.2%
1.2%
0.8%
0.8%
0.6%
0.5%
0.5%
0.5%
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0.3%
0.3%
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微笑0.1%
0.1%
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ヶ枝0.1%
一本選0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
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0.1%
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0.1%
葉柄0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
込み上げて来る悲しさを、の端で、じっと押えて、おろおろと、その場を立去りもせず、死ぬる思いを続けたことでございます。
人でなしの恋 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
觀世縒で卷いて、生澁を塗つてありますから、ひどく特色のあるものですが、不思議なことに、大して血が付いては居りません。
おちつきはらいながら表へ立って、ましげにほほえみながら、静かに指さしたのは庭一面、道一面を埋めつくしている深い雪です。
青島 僕はかまわず堂脇の家の広い庭にはいりこんでを描いていてやった。そうしたら堂脇がお嬢さんを連れて散歩にやってきた。
ドモ又の死 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
されば真個の富強は決して一躍してられるべきものではない、必ずや深くその根本を培養し、その素養を確実にせねばなりません。
国民教育の複本位 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
そらきた、と先生急に糸をたぐり始めるから、何かかかったと思ったら何にもかからない、がなくなってたばかりだ。いい気味だ。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
どんな時であったか、女御の所へ殿上役人などがおおぜい来ていてりすぐったような人たちで音楽の遊びをしていたことがあった。
源氏物語:31 真木柱 (新字新仮名) / 紫式部(著)
この人をモデルにして不満足というなり彫刻なり作ったならばと思われる。ふたりはしばらくのあいだ口もきかなかった。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
やれ、やれ、昼寝の夢が覚めて見れば、今日はまた一段と暑いようじゃ。あのの花さえ、ゆさりとさせるほどの風も吹かぬ。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「そんなにせんでもえに。気の毒じゃナ」山城守は、機嫌を直した。「して、幸吉はもう帰ったのだな。その品物はどこにある」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
□加藤は恋にひ、小畑はみずから好んで俗に入る。この間、かれの手紙に曰く「好んで詩人となるなかれ、好んで俗物となるなかれ」
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
それから計算してみると、大垣から見た山頂の仰角は、相当に大きく、たとえば、から富士を見るよりは少し大きいくらいである。
伊吹山の句について (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
お俊は叔父の髪に触れて、一本々々り分けた。凋落を思わせるような、白い、光ったやつが、どうかすると黒い毛と一緒に成って抜けて来た。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
すには及ばんぞ、たら聞いたと言うがえ。そんなら乃父には考案があるから。サア慝くさずに言うが可え。何か聞いたろう?』
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
あの女をう気はないのか。好いじゃないか貰ったって。そうり好みをする程女房に重きを置くと、何だか元禄時代の色男の様で可笑しいな。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
番「たいでもえ、は理の当然をいうのや、お嬢を殺して金子を取ったという訳じゃないが、う思われても是非がないと云うのや」
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「帰れるとも、でもて、ゆっくり休むがえ、朝、眼を覚した時分には、舟はもう走りよる、飯は途中で炊いて、ぬくぬくを喫わせる」
参宮がえり (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
四十年前の日も、つい昨日の日も、ここでは同じに明け、同じに暮れていたのだろう。津村は「昔」と壁ひとの隣りへ来た気がした。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
秀吉の此の酷いところ冷たいところを味わせられきっていて、そして天下の仕置は何様すべきものだということをしきっている氏郷である。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そこでその定窯の鼎の台座には、友人だった李西涯が篆書を書いて、りつけた。李西涯の銘だけでも、今日は勿論の事、当時でも珍重したものであったろう。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
自分すら忘れきった、彼の人の出来あがらぬ心に、骨にみ、干からびた髄の心までも、唯りつけられたようになって、残っているのである。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
とうとう、彼は信濃と美濃の国境にあたる一里塚まで、そこにこんもりとした常磐木らしい全景を見せている静かなの木の下まで歩いた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
燈台から燈台へ港から港へとじて渡りつつあるのだ。何時暗礁に乗上げて鯨に食べられてしまうかも知れないのである。全くらそうな事はいえないものだ。
油絵新技法 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
先刻土手つたんですが、かうえにしたんでせうよ」とおつぎはつたのあたりへてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
『ア、だのでヤなかつたけな。』と言つて、ムクリと身起した。それでもまだ得心がいかぬといつた樣に周圍を見𢌞してゐたが
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
さん(奥さん)から、『松吉や、なでさん呼んどいで、それからついでにかきをこなから買うといで……』といわれて
りき お前は馬鹿正直のえ人間だ。そりや俺が知つとる。だどもどんな善え人間でも自分じや気が附かねえで、人の気い悪くするような事するもんだ。
ぼたもち (新字新仮名) / 三好十郎(著)
シグナレスはじっとその雲のをながめました。それからやさしい腕木を思い切りそっちの方へばしながら、ほんのかすかに、ひとりごとをいました。
シグナルとシグナレス (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ほどある鉄の受糧器を持って、腕の太さの錫杖を衝いている。あとからは頭を剃りこくって三を着た厨子王がついて行く。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
前者の「秋の空尾のに離れたり」「息吹きかえす霍乱の針」「顔に物着てうたたねの月」
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
しかしそのエライという人も必然の結果でらい人に成ったとすれば、ちょうど人間世界にエライ人とエラクナイ人とあるのは、植物に高い木と低い木とがあり
病牀苦語 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
お糸と役者の乳繰えを嫉妬んで、よんべおりきんとこから出て来る役者を、ここらで待ってばっさりり、えこう、えれえ手の組んだ狂言やがったのう、やいやい、小僧、どうでえ
かかる病なん、にその痛むところ、の花の開くがごとくみ崩れて腐り行けば、命幾日もあらずというを聞くにも、今は幾許ならずそのに至らんと思えば、いとど安き心なし。
玉取物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
また豆を植えかつ豆をんと欲するところに、麦が繁茂したならば、たとえ豆よりも尊いにしても、耕作者の目的にわぬ以上は、やはりこれを害草と同じく取扱わねばならぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
そうしてぐったのでございます。果して、其処から、黒金剛石の、耳飾が転がって出て来ました!
闘牛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
林「エヽイ、くもかねえもらねえ、放さねえかよ、これ放さねえかてえにあれ着物が裂けてしまうじゃアねえか、裂けるよ、放さねえか、放しやがれ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
えゝゃもうに帰りましょう、まことに飛んだ事をおに入れておの毒に思いますが、わぬでも成りませんから詮方なしにお知らせ申した訳で、くまア念仏ども唱えておりなされ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
播磨国賀毛郡河内里では、苗代に草を敷かずに苗をおろした為来りを、神群行に繋げて説いてゐる。昔の神上陸の際、従神が刈り草を解き散して座を設けた。
まれびとの歴史 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あ……それじゃア何か二人ともにまア不義アして居ただアな、いゝや隠さねえでもい、不義アしたってい、い/\/\能くした、かくなるもんだアな
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
世は斯くぞ宇多の宇迦斯兄弟あれど帰服はずぞ仕へし
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
ぐられたとこが多い、「今夜の泊まりはあすこだ」と霧のもつれ合っている間から、涸沢の谷底を眼の下に見て、嘉代吉が指さす、その霧のぴしゃぴしゃささやぐ間を
谷より峰へ峰より谷へ (新字新仮名) / 小島烏水(著)
「百姓やになった。」——健は集ってきた友達に云った。
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
「本当に済みませんでしたねえ、随分待ったでしょう。」此方に顔を見せて微笑んだ。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
堰敢しき死骸にき付のう我が妻よ今一度此世にりて給はれや言事臥轉如何ばこそ此如果敢無にしに有りしやとべど答へさへゐる我子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「仲間されて貰えます」
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
「うム、り込んで、おぼえておけ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しばらくすると、二歳になる子が、片言交りに何やら言う声がする。み割れるような、今の女中の笑い声が揺れて来る。その笑い声には、何の濁りもりもなかった。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
多祁理とも、阿岐の宮
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
これに因りて悉にみて、國家安平ぎき。
の方の眼を使って直覚的に
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
アキルリュウスの出でたれば——勇み集の席に就く。
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
利七もッと喜んで以来陳と友達同士のようになって暮しておりました。以前のことはわたしと陳とお種の三人の腹におさめ、生涯無かったことにすると約束をいたしました。
流石名奉行様だから、永禪和尚が藤屋の女房お梅を連れてげる時のことを知ってるから、これをかして置いては露顕するというて、ってげたに違いないと云うので
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「続かない。身体たくて、痛たくて!」
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
に触れた人間を、館の屋の内の、どこに上げてもよくないぞ。それこそ、大事だ。神禰宜をよんで、穢れ払いをすますまで、土居外の、牛小屋へでも入れておけい。……そういうたのじゃ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『七日八日見ねえでるに、お定ツ子ア女子になつた。』と四邊構はず高い聲で笑つた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
ぬるくにほえど、
日本橋附近 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
林「出てくもかねえもらねえ、ならで訳は分ってる、突然頭部にやして、本当に呆れてしまう、何だってったよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
下男「いや林藏何処へく、なに旦那と一緒に、うかえ、一盃ったなア」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
やがてはフランスの中部ドルドーンヌのフオン・ド・ゴームといふ洞穴などにまた、じようなのあることが發見せられたのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
死後幾年かをへて、それがめて舊石器時代であることにきまり、今更サウツオラの手柄人々めるようになりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
ロミオは汝等をば寢室への通路にせうとおやったに、志望げいで、處女のまゝでるのぢゃ。さ、よ。さ、乳母よ。これから婚禮かう。
バルタ いや、きませぬ。主人をばんだとのみうてをられます。しも此處まって樣子などはうならば、斬殺してのけうと、しい見脈されました。
れんのがでひゝんといだしてえたもんだから畜生見界もなくツたんだからなあ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
篦棒以前のことなんぞ、外聞りい、らなんざこんで隨分無鐵砲なこたあしたが、こんでにやれねえつちやつたから」と珠數いたさんがでそれを呶鳴つた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまゃないか。
ぼろぼろな駝鳥 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)
参差たるヶ枝、根にり、横にい、空にうねって、いうところの松籟般若を弾ずるの神境である。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
一本選り取って見たら、頬冠した親爺が包を背負って竹皮包か何かを手に提げて居るのであった。
車上の春光 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
『そら分りまんがな、きに。……カザがしますよつて、えカザや。……んぼ隱れなはつても、あきまへんで。』
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
えゝ、さうですとも、あれはですよ。あの師団長は第一答礼の仕方からしてちがひまさあ。かういふ風にね、ゆつくりかう腕を上げてね(と、彼は身振りをして見せる)。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
「間違いなんかいたしません、百八十五ン」
古銭の謎 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「おつておで。」と云つた。
一九二八年三月十五日 (旧字旧仮名) / 小林多喜二(著)
夕餐ひらきそむらし。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
人もさはよか※なりとじて、掻いくくみて臥しぬる後、いと寒き折などに、唯単衣ばかりにて、生憎がりて……思ひ臥したるに、奥にも外にも、物うち鳴りなどしてしければ
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
の王質と云う樵夫が山の中で童子が碁を打っているのを見ていたら、その間にれた、とやら云うようなことではございませんでしたでしょうか」
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
そして、仙吉の考へに従へば、「エウに暮せるのだ」何をコセコセした村でなんかくすぼつてることがあらうぞ。
反逆の呂律 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
何有ハア、俺みたいな惡黨女にや神樣も佛樣もる時でえば用ア無えどもな。何だべえせえ。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
またあのヨーロッパの舊石器時代大昔のように、洞穴いたすばらしい動物などはまったくなく、たゞ銅鐸してある簡單子供いたような
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
林「う邪魔にせなえでもえが、是でちゃんと縁附っているからね、知らず/\して縁はな物味な物といって、ちゃんとっているからね」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
中にはその手をもう太刀のがしらにかけている者もあった。そのていが最初から喧嘩腰である。人数は対等でも、玉藻の供は相手ほどにり抜いた侍どもではなかった。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
見ると、の香のにおう法被の腰に、棕梠縄を帯にむすんで、それへをさした若いいなせな植木屋である。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
桐や、アカシヤや、赤垂柳などの葉が、長い葉柄をつけたまま小径やベンチの上はうずたかくなる。
キャラコさん:10 馬と老人 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
城の縄張りをしたに、車のの中へ、きちんと入って、腰は床几に落したのである。
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼はぼんやりして、そこに坐ったまま、少しはい心地になった。
幸福な家庭 (新字新仮名) / 魯迅(著)
かつ/″\も、いやさきてる をしまかむ(神武天皇
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
上にも言った通り、この神の一族は蛇を族霊としたから、この時も品地別命が肥長比売の膚にり付けた蛇の族霊のか何かを見て、その部族を忌み逃げ出した事と思う。
「しなてる片岡山に、せる、その旅人あはれ。親なしになれなりけめや、さすたけの君はやなき、飯に飢て臥せる、その旅人あはれ」
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
壱銭銅貨位のや天保銭位の大きさのを買ってもらって悦んだが、蚯蚓をやるので嫌いになった。私は蛇より蚯蚓が厭だ。