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遙
ふりがな文庫
“遙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はる
56.6%
はるか
37.0%
ずつ
3.0%
ぐつ
0.9%
ずうつ
0.9%
は
0.9%
はろか
0.4%
はろばろ
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はる
(逆引き)
明智は一艘の小舟に身を
托
(
たく
)
して、
遙
(
はる
)
かに明滅する、どことも知れぬ燈台の光を頼りに、腕の限りオールをあやつらねばならなかった。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
遙(はる)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はるか
(逆引き)
田圃の
遙
(
はるか
)
東に、いつも煙が幾筋か立って居る。一番南が目黒の火薬製造所の煙で、次が渋谷の発電所、次ぎが大橋発電所の煙である。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
遙(はるか)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ずつ
(逆引き)
小學校での成績は、同じ級のお八重よりは
遙
(
ずつ
)
と劣つてゐたさうだが、唯一つ得意なのは唱歌で、其爲に女教員からは一番可愛がられた。
天鵞絨
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
遙(ずつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
ぐつ
(逆引き)
『七日八日見ねえでる
間
(
うち
)
に、お定ツ子ア
遙
(
ぐつ
)
と
美
(
え
)
え
女子
(
をなご
)
になつた
喃
(
なあ
)
。』と、四辺構はず高い声で笑つた。
天鵞絨
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
遙(ぐつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ずうつ
(逆引き)
痩せた、透徹るほど蒼白い、鼻筋の見事に通つた、険のある眼の心持吊つた——左褄とつた昔を忍ばせる細面の小造だけに
遙
(
ずうつ
)
と若く見えるが、四十を越した
證
(
しるし
)
は額の小皺に争はれない。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
遙(ずうつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
は
(逆引き)
遙
(
は
)
る/″\
本國
(
ほんごく
)
から
携
(
たづさ
)
へて
來
(
き
)
た三百
餘反
(
よたん
)
の
白絹
(
しろぎぬ
)
をば、
悉皆
(
すつかり
)
使用
(
しよう
)
してしまつた
相
(
さう
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
遙(は)の例文をもっと
(2作品)
見る
はろか
(逆引き)
夜
(
よる
)
は
汽船
(
きせん
)
で
明
(
あ
)
けたがどうしたのか
途中
(
とちう
)
で
故障
(
こしやう
)
が
出來
(
でき
)
たので
土浦
(
つちうら
)
へ
着
(
つ
)
いたのは
豫定
(
よてい
)
の
時間
(
じかん
)
よりは
遙
(
はろか
)
に
後
(
おく
)
れて
居
(
ゐ
)
た。
土浦
(
つちうら
)
の
町
(
まち
)
で
勘次
(
かんじ
)
は
鰯
(
いわし
)
を
一包
(
ひとつゝ
)
み
買
(
か
)
つて
手拭
(
てねぐひ
)
で
括
(
くゝ
)
つてぶらさげた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
遙(はろか)の例文をもっと
(1作品)
見る
はろばろ
(逆引き)
ここに天皇、その黒日賣に戀ひたまひて、大后を欺かして、のりたまはく、「
淡道島
(
あはぢしま
)
見たまはむとす」とのりたまひて、
幸
(
い
)
でます時に、淡道島にいまして、
遙
(
はろばろ
)
に
望
(
みさ
)
けまして、歌よみしたまひしく
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
遙(はろばろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
遙
部首:⾡
14画
“遙”を含む語句
逍遙
遙々
冬逍遙
逍遙遊
遙拝
遙拜
御嶽遙拝所
逍遙軒
逍遙子
逍遙馬車
逍遙場
遙下
遙察
逍遙城
逍遙人
遙拝所
遙授
遙望
遙知郡斎夜
遙語
...
“遙”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
江戸川乱歩
泉鏡花
山本周五郎
斎藤茂吉
石川啄木
野口雨情
アントン・チェーホフ
樋口一葉
原民喜