“括”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くく76.2%
くゝ11.2%
くる3.1%
くび2.2%
から2.2%
1.4%
かつ1.1%
くくり0.8%
くわつ0.6%
やはず0.6%
くヽ0.3%
しば0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「灰が湿っているのか知らん」と女が蚊遣筒を引き寄せてをとると、赤い絹糸でりつけた蚊遣灰がりながらふらふらと揺れる。
一夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
はんねえでもついてたのよ」勘次はおつぎのいふのをへていた。の三尺帶にはもぎつとつたがあつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
または藝者や素敵な美人や家鴨……引ツめていふと、其等の種々の人や動物や出來事が、チラリ、ホラリと眼に映ツてそして消えた。
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
無口で快活でとき/″\瓢軽なことを言います。薄桃色にやゝ青味のさしているいゝ身体をして胸の筋肉なぞは希臘彫刻のようにれています。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
すぐ同じような小箱を造り、油紙をかけ、縄でげて、佐渡平の店から持って来たつきの送り状へ、同じ宛名を書いてりつけた。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
別に生の赤茄子の中位な処、即ち一斤に五つ位なのを買って熱湯をかけて皮をいて真中り抜きます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
それで、彼から自作のあるものを見せられた者らは、よく見てみようともせずに、ドイツのワグナー末派にたいする軽蔑のうちに、彼をも一してしまった。
麥色の薔薇の花、の弛んだ重い小束の麥色の薔薇の花、くなりさうでもあり、くもなりたさうである、僞善の花よ、無言の花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
〔譯〕已むことを得ざるのけば、則ち動いてせず。ぐ可らざるのめば、則ち履んでからず。
一月の後、百本の矢をもって速射を試みたところ、第一矢がれば、続いて飛来った第二矢は誤たず第一矢のに中って突きさり
名人伝 (新字新仮名) / 中島敦(著)
左の手に蝋燭を持つて兄の背後つたが、三筋麻縄で後手につてり附けた手首は血がんで居る。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
この絞りの蚊帳というは蚊帳に穴が明いているものですから、処々観世縒ってあるので、其の蚊帳を吊り、伴藏は寝※を敷き、独りで寝ていて、足をばた/\やっており