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『一夜』
ふりがな文庫
『
一夜
(
いちや
)
』
「美くしき多くの人の、美くしき多くの夢を……」と髯ある人が二たび三たび微吟して、あとは思案の体である。灯に写る床柱にもたれたる直き背の、この時少しく前にかがんで、両手に抱く膝頭に険しき山が出来る。佳句を得て佳句を続ぎ能わざるを恨みてか、黒く …
著者
夏目漱石
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
抛
(
たた
)
懸
(
かかって
)
端
(
さき
)
間
(
うち
)
直
(
なお
)
後
(
うし
)
傍
(
かたわ
)
児
(
じ
)
端
(
はじ
)
羊皮
(
ようひ
)
上枝
(
うわえだ
)
揺
(
ゆる
)
分
(
ぶ
)
危
(
あや
)
誦
(
じゅ
)
一世
(
いっせい
)
連
(
つら
)
廻
(
ま
)
香
(
こう
)
撚
(
ひね
)
画
(
か
)
瓶
(
へい
)
情
(
なさ
)
叱
(
しっ
)
籠
(
かご
)
塊
(
かた
)
紅
(
くれない
)
湿気
(
しけ
)
巻
(
かん
)
白金
(
しろがね
)
春風
(
しゅんぷう
)
昔
(
むか
)
文字
(
もじ
)
染
(
し
)
艶
(
えん
)
攫
(
つか
)
蔵
(
かく
)
描
(
えが
)
薫
(
かお
)
樋
(
ひ
)
能
(
あた
)
殻
(
がら
)
気合
(
けわい
)
背
(
せ
)
懸
(
かか
)
裏
(
うち
)
態
(
わざ
)
愁
(
うれい
)
翼
(
はね
)
言
(
ごと
)
後
(
のち
)
彫
(
きざ
)
緒
(
いとぐち
)
尖
(
さき
)
漲
(
みな
)
潜
(
ひそ
)
一夜
(
いちや
)
堪
(
た
)
逢
(
お
)
燻
(
いぶ
)
吾
(
わ
)
右左
(
みぎひだ
)
馳
(
か
)
狼狽
(
うろた
)
疋
(
ひき
)
下
(
くだ
)
隙
(
ひま
)
刻
(
きざ
)
穿
(
うが
)
食
(
は
)
雨点
(
うてん
)
青玉
(
せいぎょく
)
靠
(
よ
)
了
(
おわ
)
華表
(
とりい
)
莟
(
つぼみ
)
蟻
(
あり
)
荼毘
(
だび
)
茫々
(
ぼうぼう
)
若冲
(
じゃくちゅう
)
盈
(
み
)
眉
(
まゆ
)
臥床
(
ふしど
)
眷属
(
けんぞく
)
眺
(
なが
)
膝頭
(
ひざがしら
)
膝
(
ひざ
)
脚気
(
かっけ
)
繊
(
ほそ
)
紫檀
(
したん
)
続
(
つ
)
素性
(
すじょう
)
維摩
(
ゆいま
)
紙
(
かみ
)
緋
(
ひ
)
紈扇
(
がんせん
)
緩
(
ゆる
)
篆煙
(
てんえん
)
胡桃
(
くるみ
)
禅語
(
ぜんご
)