“白金”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
プラチナ30.0%
しろがね25.7%
しろかね24.3%
はくきん10.0%
はっきん5.7%
はつきん2.9%
プラチナム1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“白金”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 詩歌1.6%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
白金プラチナはねの散るさまに、ちら/\と映ると、かんざし滝壺たきつぼ真蒼まっさおな水に沈んで行く。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
——これだけは工夫した女優の所作で、手には白金プラチナ匕首あいくちのごとく輝いて、凄艶せいえん比類なき風情であった。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ちょうどこの時、邸外を通り合せたのが白金しろがね屯所とんしょを置く荘内藩しょうないはん巡邏隊じゅんらたいでした。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その葉を去る三寸ばかりの上に、天井から白金しろがねの糸を長く引いて一匹の蜘蛛くもが——すこぶるだ。
一夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのはずの事で、水上みなかみ滝太郎さんが白金しろかねの本宅に居た時分通ったと思うばかり、十五六年いや二十年もっとになる。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
倉皇そうこうとして車を先生が白金しろかねていに走らするに一片の香煙既に寂寞として霊柩れいきゅうのほとりに漂へるのみ。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
が、家宅捜索かたくそうさくをすると、時価じか概算がいさん億円おくえん相当そうとうする金塊きんかい白金はくきん
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
臨終いまはの念のごとくに打洩うちもら𤍠あつき涙の白金はくきん幾滴いくてき………
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「俊夫さん、大変です。たった今うちへ泥棒が入って、大切な白金はっきんかたまりをとってゆきました。早く来てください」
暗夜の格闘 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
手下の者から、念珠コンタツをうけとったかれは、それをくびへかけ、胸へ、白金はっきんの十字架をたらして、しずしずとだんの前へすすんだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其処そこには白金はつきん日輪にちりんちひさく
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
白金はつきんれてかがやく。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ムニタルプというのは白金プラチナム Platinum を逆に読んだ名前であって、全米の白金で儲けた金持たちが、道楽に金を出し合ってつくった協会である。
黒い月の世界 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)