“白金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
プラチナ30.0%
しろがね28.8%
しろかね23.8%
はくきん8.8%
はっきん5.0%
はつきん2.5%
プラチナム1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを武器として大詐欺師に対向(あた)り、大詐欺師をして屈伏せしめ、白金(プラチナ)三十枚を詐欺師の手から、巻き上げようとしたのであった。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
船にはきっと腰蓑(こしみの)を着けた船頭がいて網を打った。いなだの鰡(ぼら)だのが水際まで来て跳ね躍(おど)る様が小さな彼の眼に白金(しろがね)のような光を与えた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ちょうど三月の末、麦酒(ビール)会社の岡につづいた桜の莟(つぼみ)が綻(ほころ)びそめたころ、私は白金(しろかね)の塾で大槻医師が転居するという噂を耳にした。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
夫人の頭髪は白金(はくきん)の様に白い。両鬢(びん)と髱(たぼ)を大きく縮らせたまま別別(べつべつ)に放して置いて、真中(まんなか)の毛を高く巻いてある。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
そうだ、ちょうど「白金(はっきん)の独楽(こま)」や「雲母(きらら)集」の詩や歌の出来た頃だ。ある晩坐っていると、筆がおもしろいくらい動くのだ。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
其処(そこ)には白金(はつきん)の日輪(にちりん)が小(ちひ)さく
畑の祭 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ムニタルプというのは白金(プラチナム) Platinum を逆に読んだ名前であって、全米の白金で儲けた金持たちが、道楽に金を出し合ってつくった協会である。
黒い月の世界 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)