“真中”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞中
読み方(ふりがな)割合
まんなか89.9%
まなか7.7%
ただなか1.2%
みなか0.6%
もなか0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“真中”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸9.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.0%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
船頭は魚を掬って、はりはずして、舟の丁度真中まんなかの処に活間いけまがありますから魚を其処そこへ入れる。
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
庭を東へ二十歩に行きつくすと、南上がりにいささかばかりの菜園があって、真中まんなかくりの木が一本立っている。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
隣りの部屋も、下の風呂場も、向うの三階も、裏の山もことごとく静まり返った真中まなかに、余は絶えずこの音で眼を覚ました。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
——当時たうじ炎威えんゐ猛勢もうせいにして、九十三度半どはんといふ、真中まなかだんじたが、
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その真中ただなかにただひとつ、ぎすましたる悲愁かなしみか、
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
城山のふもとにてく鐘雲に響きて、屋根瓦のこけ白きこの町のはてよりはてへともの哀しげなる音の漂う様はうお住まぬ湖水みずうみ真中ただなかに石一個投げ入れたるごとし。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
どほくの野にも逢はなむ心なく里の真中みなかに逢へるせなかも (同・三四六三)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
一月いちぐわつの冬の真中もなかにくろぐろと蝌蚪おたまじやくしはかたまるあはれ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)