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『歌行灯』
ふりがな文庫
『
歌行灯
(
うたあんどん
)
』
宮重大根のふとしく立てし宮柱は、ふろふきの熱田の神のみそなわす、七里のわたし浪ゆたかにして、来往の渡船難なく桑名につきたる悦びのあまり…… と口誦むように独言の、膝栗毛五編の上の読初め、霜月十日あまりの初夜。中空は冴切って、星が水垢離取りそ …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間13分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
覆
(
おっ
)
裂
(
たけ
)
生
(
うまれ
)
大
(
いか
)
切
(
せま
)
強請
(
ゆする
)
良人
(
あんた
)
熟
(
とく
)
留
(
とどめ
)
勤
(
し
)
後
(
おくれ
)
前
(
せん
)
候
(
ぞうろう
)
父
(
おとっ
)
頭
(
さき
)
曲
(
まがり
)
三絃
(
ぺんぺん
)
解
(
よ
)
咳
(
せきばらい
)
汝
(
てめえ
)
恐
(
おそろし
)
清
(
すずし
)
睜
(
みまわ
)
可
(
いい
)
徐
(
そっ
)
背
(
せなか
)
死
(
な
)
私
(
わっし
)
怯
(
ひ
)
遣
(
やっ
)
可
(
え
)
白眼
(
しろまなこ
)
打着
(
ぶちつ
)
行
(
ゆき
)
切
(
せ
)
捻
(
よ
)
化
(
ばか
)
恥
(
はずか
)
可
(
よし
)
眩
(
まわ
)
真実
(
まったく
)
寂
(
さみ
)
間
(
あい
)
異
(
おつ
)
引込
(
ひッこ
)
飜
(
かえ
)
曲
(
くね
)
灯
(
ともし
)
下
(
さが
)
下婢
(
おさん
)
不可
(
いけね
)
晃
(
き
)
跪坐
(
かしこま
)
一切
(
いっせつ
)
女房
(
おかみ
)
大
(
おおき
)
術
(
わざ
)
出掛
(
だしか
)
一
(
ひとつ
)
許
(
とこ
)
上手
(
うま
)
執着
(
しゅうぢゃく
)
態
(
なり
)
竊
(
そっ
)
顔
(
つら
)
竈
(
へッつい
)
姉
(
あんね
)
突放
(
つッぱな
)
踞
(
うずく
)
寝
(
よ
)
通
(
とおり
)
砂塵
(
しゃじん
)
床几
(
しょうぎい
)
怯
(
おびや
)
嘶
(
いば
)
頬被
(
ほおかむり
)
斜
(
しゃ
)
音信
(
おとず
)
喝采
(
おお
)
皺
(
しな
)
径路
(
ちかみち
)
留
(
や
)
自
(
おのず
)
背向
(
そがい
)
肉
(
み
)
断
(
ちぎ
)
守
(
かみ
)
寂
(
しん
)
書
(
がき
)
刺
(
ささ
)
歩行
(
あゆみ
)
眇
(
めっかち
)
瞑
(
ねむ
)
申
(
もうし
)
提灯
(
かんばん
)
明
(
あかる
)
早々
(
さっさ
)
盲
(
し
)
捏
(
で
)
小止
(
こやみ
)