“曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
26.8%
まが26.3%
ゆが8.7%
きょく8.4%
かが4.7%
きよく3.1%
くね3.1%
こご2.8%
ふし2.0%
まがり1.7%
くせ1.4%
こゞ1.1%
まげ1.1%
くま0.8%
かゞ0.8%
よこしま0.8%
タワ0.8%
カント0.6%
0.3%
マガ0.3%
かぎ0.3%
くるい0.3%
こじ0.3%
ころ0.3%
しゃ0.3%
たわ0.3%
0.3%
0.3%
ねじ0.3%
まぐ0.3%
まご0.3%
0.3%
わた0.3%
カーブ0.3%
カーヴ0.3%
ファンシイ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、あたりはかであって、ただ、がる荷車のわだちのが、のようにれてこえてくるばかりであります。
花と人の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
坂を下り切つて、油屋の前から右へつたところで、小學校でちよつと教はつたことのある山下といふ愛想のよい先生にゆきあつた。
坂道 (旧字旧仮名) / 新美南吉(著)
縁側もない破屋の、横に長いのを二室にした、古びんだ柱の根に、七十路に余る一人の、糸をつて車をぶう/\、にぶう/\。
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「こん夜は、上総の身寄りの娘が来たので、見物につれて来た。……が、しらふで帰るのもがない、何かで、一杯もらいたいな」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
招かれて来るお客はお婆さんばかりで、腰をめながらはいって来る人のあとには、すこし耳も遠くなったという人の顔も見えた。
(新字新仮名) / 島崎藤村(著)
しきまゝに取出みのでるに、れと調れにりて、いかにするともくにえず、ふりこぼしてやりぬ。
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
私がのっそりと突立ったへ、女の脊筋ったようになって、右に左に、肩をると、居勝手が悪く、白い指がちらちら乱れる。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
肩をめ背を丸め、顔を低く地に垂れた。そうしてたれた犬のように、ヨロヨロと横へ蹣跚いた、私は何かへ縋り付こうとした。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
びた美音でい出したのは「大江山」の一であった。と、今度は右のほうへヒョロヒョロヒョロヒョロとよろめいた。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
越後南蒲原鹿峠村大字谷の字蹈鞴沢は、往古この沢に鍛冶の住せるにより、その山を鉄屑山といい、沢をタタラサワと呼んだと、四年前に出た『嵐渓史』にある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
雖然立停ると、刀とともに奥の方へ突返らうとしたから、其処で、を掛けて、ものの手を取つた。それが刀を持たぬ方の手なのである。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
宗助外套がずに、からんで、すう/\いふ御米寐息をしばらくいてゐた。御米容易めさうにもえなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
勘次菜切庖丁取出して、蜀黍をぐつとては穗首つた。勘次つてつた。さうして戰慄した。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
秋山の中央中津川といふありて、(すゑは魚沼郡妻有の庄をながれて千川に入る川也)川の東西に十五ヶ村あり。
時過ははつとして、からめた。御米何時もの微笑して枕元んでゐた。えた何處かへつてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
が、大殿樣の思召しは、全く車を燒き人を殺してまでも、屏風の畫を描かうとする繪師根性のなのを懲らす御心算だつたのに相違ございません。
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
雲に乗つて居ながら、何も谷間の様な処を通つて来るにも及ばぬ訣である。禅林寺の方で見ると、二脇士は山のに関係なく、山肌の上を降つて来る様に見える。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ベアトリーチェはかくこのをうたひいで、言葉をたざる人のごとく、聖なる教へを續けていふ。 一六—一八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
進むにつれて右舷の海中へ、身をねらして躍り出た巨大な怪獣のような鳥喰崎の全貌が、大きくのしかかるように迫り寄る。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
木牛トハ、四角ナル腹、レル、四本ノ脚、屈折自在、機動シテ歩行ス。ノ中カラ出ル、多クヲセ得ルモ、速度ハ遅シ。大量運搬ニ適シ、日常小事ノ便ニハ用イ難シ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小屋は屋根を板でいて、その上に木を横たえてある。周囲は薄や粟からで囲ってある。中は入口近くに三尺四方ほどの囲炉裡があって、古莚を敷いたところはの一畳半ほどもない。
白峰の麓 (新字新仮名) / 大下藤次郎(著)
二つに興ぜば、梅坊主連のかっぽれは、深川育ち夏姿、祭めかして懐しく、かてて馬楽トンガリ座の、若手新人熱演に、圓朝以来の芝居噺、紅白道具のどんでん返しは
寄席行灯 (新字新仮名) / 正岡容(著)
菫色の薔薇の花、けた小娘やかさが見える黄色薔薇の花、おまへの眼はよりも大きい、僞善の花よ、無言の花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
……勿論、を、いや、蚊帳して飲むほどのものが、歩行くに日よけをするわけはない。蚊帳の方は、まだしかし人ぎきもるが、洋傘の方は大威張で持たずに済んだ。
栃の実 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一本歯の下駄穿いたまま、小さい三宝の上にがんだ男が、がけで身体よりも高くり返った刀を抜こうとするところや、大きな蝦蟆の上に胡坐をかいて
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
雲に乗って居ながら、何も谷間の様な処を通って来るにも及ばぬである。禅林寺の方で見ると、二脇士は山のに関係なく、山肌の上を降って来る様に見える。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
是の平淡の資材を驅りて、此の幽妙の人心をくせるは、たしかに女史が「十三夜」以上の作と云ふべし。
されば、名にしおはゞの歌につけて、都鳥の所望にも、一つはつたものと思つてい。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「そりゃ何より結構だ。……そうかい、いやにけてもいず、きみに邪慳でもないのだね。」
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
雪にれざる也。庭樹は大小にべきはまげて縛束椙丸太又は竹をとなしてからしむ。雪をいとへば也。冬草菰筵を以む。
永禪和尚とお梅と間男をして居りみして、七兵衞がっては邪魔になるというて、の七兵衞を薪割で打殺し、本堂のの下へしたところが、え事は出来ぬものじゃなア、心棒が狂いうたから
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
新生寺さんは私の顔を見ると、無言で口をがめ、笑おうとしたらしかったのですが、その表情はまるで泣いているようでした。
むかでの跫音 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
周防の海かぜふきかはりみなの黒雲いでて秋の雨ふる
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
先の自動車は、相当の速力で菊屋橋を過ぎ車坂に現れ更に前進して上野広小路の角を右にして、本郷方面に疾走して行きました。
陳情書 (新字新仮名) / 西尾正(著)
自動車は十二時過ぎの夜半の街衢を千束町の電車停留所を左にし、合羽橋菊屋橋を過ぎて御徒町に出で、更に三筋町の赤い電灯に向って疾走して行きました。
陳情書 (新字新仮名) / 西尾正(著)
スケイティングには、短かいスケイトが適当とされているが、氷ホッケイや競争には長スケイトが用いられている。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)