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くね
ふりがな文庫
“くね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
曲
50.0%
折
12.5%
垣根
8.3%
紆
8.3%
蜒
8.3%
久根
4.2%
迂
4.2%
迤
4.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曲
(逆引き)
古書
(
こしよ
)
に
渋海
(
しぶみ
)
又
新浮海
(
しぶみ
)
とも見えたり。此川
屈
(
まが
)
り
曲
(
くね
)
り、
広狭
(
ひろせまい
)
言ひ
尽
(
つく
)
すべからず。冬は一面に氷り
閉
(
とぢ
)
てその上に雪つもりたる所平地のごとし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
くね(曲)の例文をもっと
(12作品)
見る
折
(逆引き)
曾根は女の力で
支
(
ささ
)
えられたような家族の中に居て、又、女の力で支えられたような芸術に
携
(
たずさわ
)
っていた。時とすると、彼女の言うことは、岩の間を曲り
折
(
くね
)
って出て来る水のように冷たかった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
くね(折)の例文をもっと
(3作品)
見る
垣根
(逆引き)
細かい縞の足利織では有りますが、
一寸
(
ちょっと
)
気の利いた糸入の
単物
(
ひとえもの
)
に、紺献上の帯を締め、
表附
(
おもてつき
)
のノメリの駒下駄を
穿
(
は
)
き、手拭を一寸頭の上へ載せ、
垣根
(
くね
)
の処から這入って
往
(
い
)
く
後姿
(
うしろすがた
)
を見て
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
くね(垣根)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
紆
(逆引き)
殊
(
こと
)
に
巴里
(
パリイ
)
で名高い古い街の一つに数へられて居る
丈
(
だけ
)
昔の
煤
(
すゝ
)
びた建物が多いので一層どす
暗
(
ぐら
)
く、
其
(
その
)
酒場
(
キヤバレエ
)
まで登つて
行
(
ゆ
)
く間の曲り
紆
(
くね
)
つた石畳の坂
路
(
みち
)
の不気味さと云つたらない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
くね(紆)の例文をもっと
(2作品)
見る
蜒
(逆引き)
肌は咲き初めた
紫陽花
(
あじさい
)
のように、濃い紺青や赤紫やまたは
瑠璃
(
るり
)
色やまたは
樺
(
かば
)
や、地味地層の
異
(
ちが
)
うに連れて所
斑
(
まだ
)
らに色も変わり諸所に
峨々
(
がが
)
たる巌も聳え曲がり
蜒
(
くね
)
った山骨さえ
露骨
(
あらわ
)
に
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くね(蜒)の例文をもっと
(2作品)
見る
久根
(逆引き)
一髪の道が通じて、旅人が通つてゐるのが、ふり仰がれる、その上に青緑の山は高くそびえ、川は勾配を急に、杉の培養林のある山を
匝
(
めぐ
)
る、
久根
(
くね
)
の銅山が見えて
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
時間を待つてゐると、八反帆を南風に孕ませた上り船が、白地に赤く目じるしを縫ひつけて、二帆三帆と、追つかけ追つかけ、上つて来る、
久根
(
くね
)
銅山から、銅を積み出すために、来るのだといふ
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
くね(久根)の例文をもっと
(1作品)
見る
迂
(逆引き)
故郷の村落を縫うてゆるやかに流れる
椹野川
(
ふしのがは
)
の川畔の草土手に添つて曲り
迂
(
くね
)
つた白つぽい往還に現れた、H縣の方から山を越えて遣つて來る菅笠を冠つた金魚賣りの
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
くね(迂)の例文をもっと
(1作品)
見る
迤
(逆引き)
高くもない雑木山芝山が、
逶
(
うね
)
り
迤
(
くね
)
つた路に縫はれてゐた。然し松子の足を困らせる程には峻しくもなかつた。足音に驚いて、幾羽の雉子が時々藪蔭から飛び立つた。
道
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
くね(迤)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
うね
めぐ
まが
ウネ
おっ
おら
おり
おれ
くじ
くだ