“広狭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうきょう50.0%
くわうけふ25.0%
ひろせまい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ花の器官に大小広狭こうきょう、ならびに色彩しきさいの違いがあるばかりだ。すなわち最外さいがいの大きな三ぺん萼片がくへんで、次にあるせまき三片が花弁かべんである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
かういふやうに広狭くわうけふ種々の socialゾチアル繋累的けいるゐてき思想が、次第もなくむらがり起つて来るが、それがとうとう individuellインヂヰヅエル自我じがの上に帰着してしまふ。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
古書こしよ渋海しぶみ新浮海しぶみとも見えたり。此川まがくねり、広狭ひろせまい言ひつくすべからず。冬は一面に氷りとぢてその上に雪つもりたる所平地のごとし。