“花弁”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はなびら82.3%
かべん15.2%
くわべん1.3%
はらびら1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“花弁”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その一群の花弁はなびらは、のろくなったり、早くなったり、けれども停滞せず、狡猾こうかつに身軽くするする流れてゆく。
乞食学生 (新字新仮名) / 太宰治(著)
つま屋と名づくるのが、また不思議に貝蛸の小店に並んでいて、防風芹ぼうふ生海苔なまのり、松露、菊の花弁はなびら
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
花弁かべんは平開し、およそ十ぺん内外もあるが、しかし花容かよう、花色種々多様しゅじゅたようで、何十種もの園芸的変わり品がある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
すなわち最外さいがいの大きな三ぺん萼片がくへんで、次にあるせまき三片が花弁かべんである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
狭い室内には、大きな二つの椅子と三つの画架、机、絵の具箱、カンヴァス、灰皿、大きな口のかけた壺のなかには、黒いダリヤが花弁くわべんをおとしてゐて、足のふみばもなかった。
秋は淋しい (新字旧仮名) / 素木しづ(著)
さあ、言わないことか、花弁はらびらの中へ迷込んで、あぶめ、もがいても抜出されぬ。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)