“花冠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなかんむり33.3%
はなかむり33.3%
かかん16.7%
くわくわん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色のまつ白い美しい王女は、金色の髪に、うす青いすゐれんの花冠はなかんむりをつけて、かげろふでこしらへた、銀色の着物を着てゐました。
湖水の鐘 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
その二幕目でシイザアによろひを着せようとする拍子に、花冠はなかむりがとれて、この英雄の禿頭がひよつくり顔を出すと、目ざとくそれを見つけたクレオパトラが
この属名の Platycodon はギリシア語の広いかねの意で、それはその広く口をけた形の花冠かかんもとづいて名づけたものである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
彼女の大きい面帕かほぎぬ花冠くわくわんのやうにひろげます。