“胚乳”の読み方と例文
読み方割合
はいにゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我々の食べるお米は稲の実の胚乳はいにゅう即ち乳のような食物です。と申したばかりではちょいとお解りになりますまいがお米粒は草の実がもみという皮をかぶっております。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
あの事を学問上で胚乳はいにゅうと申しますからちょうど人間の乳のようなもので即ち米の若芽の乳です。玉子で申せばちょうど黄身で、白身が鳥の身体になるまで黄身がそれを養っているのと同様です。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)