“蒙”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
こうむ67.0%
かうむ22.0%
もう3.1%
こう1.8%
かぶ1.6%
かう0.9%
かむ0.7%
こうぶ0.7%
かふむ0.4%
くら0.4%
(他:6)1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蒙”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸22.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.6%
歴史 > 伝記 > 個人伝記7.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
飯「そんな事を云うと孝助がるがります、孝助折角の思召おぼしめし、御免をこうむって此方こちらへ来い」
まして相当の自負心のあるものには、自分が少しの打撃をこうむったよりも忌わしいいとわしい感じを生じ勝のものである。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
未だ報裁をかうむらず、欝包うつはうの際、今年の夏、同じく平貞盛、将門を召すの官符を奉じて常陸国にいたりぬ。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「あつしの方から御免をかうむりましたよ。あんな綺麗な女を女房に持つちや、亭主が氣が揉めて仕樣がないだらうと——」
また、もうひらかれて、謙信のなして来た戦が、何を志し、何を意義しているものかを、初めてはっきりさとり得た。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あっぱれ相手のもうをひらいたつもりで、堀部君はここまでひと息にしゃべり続けたが、それは一向に手ごたえがなかった。
雪女 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
而もあの老人がそう云う災厄をこうむるに至ったのは、平中が時平に詰まらぬおしゃべりをしたからなのである。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
正月の年始が遅れたとか近火の見舞をいわなかったとかいうので勘気をこうむったりしたものもあった。
それをパイの皮のペースでかぶせて普通のパイのように焼きます。これにはシチューやボイルドにした物でも構いません。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
と申したばかりではちょいとお解りになりますまいがお米粒は草の実がもみという皮をかぶっております。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
盲目なる世眼を盲目なる儘ににらましめて、真贄しんしなる霊剣を空際くうさいに撃つ雄士ますらをは、人間が感謝を払はずして恩沢をかうむる神の如し。
人生に相渉るとは何の謂ぞ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
「さア、何卒どうぞ是れへ」とお加女が座をいざりて上座を譲らんとするを「ヤ、床の置物は御免ごめんかうむらう」と、客はかへつて梅子の座側に近づかんとす、
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「タマル、灰をこうべかむり、着たる振袖ふりそでを裂き、手をこうべにのせて、よばわりつつさりゆけり」可愛そうな妹タマル。
(新字新仮名) / 太宰治(著)
その条件がなかなか厄介で「今は一年中で最も湿気しける季節だから、書庫にはいるには特別の注意を払わねばならない。そこで、当方から、如何なる、湿気にも堪え得る馬車と上衣と帽子と上靴とを送るから、必ずその上衣を着て、帽をかむって、上靴を穿いて、防湿装置の馬車に乗って来て呉れ」という。
愛書癖 (新字新仮名) / 辰野隆(著)
「公のために新調したのだ」と説明がある上は安心して、わがものと心得て、差支さしつかえなしと考えた故、御免ごめんこうぶって寝る。
京に着ける夕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
またこの思想や感情が外界の因縁いんねんで意識の表面へ出て来る機会がないと、生涯しょうがいその思想や感情の支配を受けながら、自分はけっしてそんな影響をこうぶったおぼえがないと主張する。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
支那シナごと朝鮮テウセンごときはえずその侵害しんがいかふむりつゝある、此時このときあたつて
それも一向いつかう要領えうりやうませんが、お話をる用意が無かつたのですから、這麼こんなこと御免ごめんかふむります
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
まだくらし、はるけきは鴻荒あらきへり。
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
まだくらし、はるけきは鴻荒あらきへり。
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
為ニ、御辺ガ主家ニ得タル罪ト同坐シテ、我モ一旦、敢テ不忠ノ名ヲカウムリ、此一城ヲ御辺ニ預ケ、敗者ノハヂヲ忍ンデ伊勢ニ退ク。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四海ニ威名ヲカウムル者
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その時程の動乱をけたためしはないのであつた。
あはれ果敢はかなき塵塚ちりづかうちに運命を持てりとも、きたなきよごれはかふむらじと思へる身の、なほ何所いづこにか悪魔のひそみて、あやなき物をも思はするよ。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
数代すだい御恩をこうむっ難有ありがた仕合しあわせに存じ奉ります、累代の間には役に立たぬ小供もありました、病人もありました
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
此処ここで御注意をこうむっれで前非を改めてめるなんて、ソンな弱い男ではござらぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
冬ノ吃水ガイマ獣血ニクラク 暴々ト泡立ツテユクノダ
逸見猶吉詩集 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)