詩人への註文しじんへのちゅうもん
「絵なき絵本」には、たいへん立派な作品がある。 それにあやかるというのも不遜な話であるが、「詩なき詩論」を考えてみようという気になった。それは表題の「詩人への註文」という無理な題を押しつけられた苦しまぎれに、ふと頭に浮んだテーマである。 私 …