“首”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くび41.6%
こうべ21.1%
かうべ8.1%
はじめ8.1%
かしら4.3%
しるし3.1%
かぶり2.5%
しゅ2.2%
はじ1.9%
おびと1.6%
(他:18)5.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“首”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩71.4%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸16.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)6.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
如何どうすること出來できません、明瞭あからさまへば、そのくびぶばかりではなく
すると春重はるしげは、きょろりとあたり見廻みまわしてから、にわかくびだけまえ突出つきだした。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
正直のこうべに神宿るとのたとえで、七兵衞は図らず泥の中から一枚の黄金を獲ましたというお目出度いお話でございます。
梅若七兵衛 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「馬鹿なっ。大義も通らぬ奸徒達にむざむざこのこうべ渡してなるものかっ。やらねばならぬ者がまだ沢山あろうぞ。早う行けっ」
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
かれのもとにいたれるに、かれ殆んどかうべをあげず、汝は何故に日が左より車をはするをさとれりやといふ 一一八—一二〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
わが子のかうべぬきんでられて、やもめとなれる冠を戴き、かの受膏じゅかうやから彼よりいでたり 五八—六〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
はじめはうには小説をかゝげて、口画くちゑ挿画さしゑも有る、これすべて社員の手からるので
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
しかありて乾と坤と初めて分れて、參神造化のはじめ、陰と陽とここに開けて、二靈群品の祖となりたまひき
しかして各その處にしづまりしとき、我はかの飾れる火が一羽の鷲のかしらくびとを表はすを見たり 一〇六—一〇八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
余の人々は次の曲を待っているけれど吹く男は尺八をひざに突きかしられたまま身動きもしないのである。
女難 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
又、こちらで吉良殿のしるしを目がけている間に、先方の刺客が、突然、内蔵助の生命いのちを奪い去らないと何うして断言できよう。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また、吉良のしるしをあげて、泉岳寺へひき揚げてくる途中、金杉橋までくると、内蔵助が、十郎左をさし招いて、
べんがら炬燵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
タフト氏が大統領をしてゐた頃、この給仕を大蔵省の秘書に抜擢ばつてきしようとしたが、給仕はかぶりをふつて承知しなかつた。
と友達は大事さうに紙包を左の腋下わきしたに持ち替へながら、可笑をかしさうにかぶりを振つた。
しゅうたおのずとわたくしくちいてたのもそのときでございます。
永禄年中三好家の堺を領せる時は、三十六人衆と称し、能登屋のとや臙脂屋べにやが其しゅであった。
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ツバキの名はこの葉が厚いから厚葉木アツバキの意でそのはじめのアが略せられたものだといい、また光沢があるに基いた名ともいわれている。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
始め露国の植物学者シュミット氏がそれを研究してはじめて Petasites giganteus, Fr. Schmidt なる学名を公にした。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
次にタケカヒコの王は、讚岐の綾の君・伊勢の別・登袁とおの別・麻佐のおびと・宮の首の別等の祖先です。
また伊勢のオホカのおびとの女のヲクマコの郎女と結婚してお生みになつた御子はフト姫の命・タカラの王、またの名はヌカデ姫の王のお二方です。
お前の肩に切られた風が、不思議に綺麗な切断面を迸しらせて、多彩な色と匂ひとで僕のうなじを包んでしまふ、僕はときたま噎せながら、不思議にそれを綺麗だと思つた。
海の霧 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
と激しくいいすくめつ。お通のうなじるるを見て、
琵琶伝 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
就中なかんづく河間かかん王深わうしん居邸きよてい結構けつこう華麗くわれいしゆたるものにして
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
この菊塢きくう狂歌きやうかしゆ発句ほつくあり
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
適、縮見シヾミ屯倉ミヤケオビト、新室の縱賞ホカヒして、夜を以て晝に繼ぐに會ふ。
文武天皇は二十五で夭折した。皇子オビトは幼少であつたから、その生長をまつまで、文武天皇の母(草壁皇子の妃)が帝位についた。元明天皇である。天智天皇の娘であり、持統天皇の妹であつた。
道鏡 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
背きがち、うなだれがちに差向ったより炉の灰にうつくしい面影が立って、そのうすい桔梗の無地の半襟、お納戸縦縞たてじまあわせの薄色なのに、黒繻珍くろしゅちんに朱、あい群青ぐんじょう白群びゃくぐんで、光琳こうりん模様に錦葉もみじを織った。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
首領かしら、どうしたんでしょう』とジルベールは歯の根も合わずふるえておる。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
神武以来、国にみやつこがあり、県にかばねがあつた。それらは、朝廷がえらんだ人であつたが、ふるくからの人望によつて、その職を代々うけついできたものも、すくなくなかつた。天智の時代になつて、そういう制度を変えて、郡県とし、国司をおくことにした。そうして、人物を厳選して、人をかえ、権力を朝廷の手におさめた。
肉親の愛情、その対手あいてが何者であるかも目には止めないで、帯のあいくちに手をやるが早いか、キラリと抜いたのを袖裏へ逆手さかてに隠して、
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
炬燵こたつの中でくひツたけ這入はいつて当日たうじつまでまつるのでございますからのくらゐ結構けつこうな事はございません。
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
やア多助どん、おめえ実に感心な人だ、泥坊に意見をするのをわし傍で聞いて居やしたが、おめえが此の泥坊の馬鹿野郎と云うから、手向いでもするかと心配しんぺいしていると、泥坊がくびいかたげて、変な事をいう奴だアと云って
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「美代姉は、んだって言ったの、おど、行がねえごったら、くびたさ、縄つけでもせで行ぐどて。お美代姉、泣いでいだけ。」
蜜柑 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
このまめまめしい心よしの友だちがあたたかい南国へ羽をのして行くすがたのなごりも王子は見る事もおできなさらず、おいたわしいおつむりをお下げなすったままうすら寒い風の中にひとり立っておいででした。
燕と王子 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
梅花ヲヲリカシラ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ニ→ン(「死にし子」がシジ子、「如何に」がイカンなど)などは平安朝初期からあり、ミ→ウ(「カミヘ」がカウベ、「髪際」がカウギハ)ム→ウ(「竜胆リウタム」がリウダウ、「林檎リムゴ」がリウゴウ)
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)