“思召”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おぼしめ67.1%
おぼしめし28.0%
ぼしめし2.3%
ぼしめ1.7%
おぼしめす0.6%
おぼし0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“思召”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸64.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.8%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「その方、伺ったことを、御隠居さまに申上げたところ、とにかく逢うてとらせようとの思召おぼしめし——お庭先きにまわれ!」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
飯「そんな事を云うと孝助がるがります、孝助折角の思召おぼしめし、御免をこうむって此方こちらへ来い」
天使が空を舞い、神の思召おぼしめしにより、翼が消え失せ、落下傘らっかさんのように世界中の処々方々に舞い降りるのです。
美男子と煙草 (新字新仮名) / 太宰治(著)
婆「貴方は本当に何時いつまでもお嬢様をおちいさいように思召おぼしめしていらっしゃいますよ、大丈夫でございますよ」
もっとも若い男のことだから、美しい女給の誰かにお思召ぼしめしのあったらしいことは言うだけ野暮やぼである。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「何事も神様のお思召ぼしめしですよ、阿母さん!」とチチコフは、溜息を一つついてから言った。
広海さん、こんな狭くるしい処へお呼ばれなすったのはお初めてでしょうからさぞ御究屈ごきゅうくつにお思召ぼしめしましょう。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
もし久濶きゅうかつじょしたいお思召ぼしめしがあるなら、早速さっそくひきわせしようと思いますが、如何でしょうか。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)
代匠記に、「殊ニ身ニシムヤウニ聞ユルハ、御謀反ノ志ヲモ聞セ給フベケレバ、事ノなりナラズモ覚束おぼつかナク、又ノ対面モ如何ナラムト思召おぼしめす御胸ヨリ出レバナルベシ」とあるのは、或は当っているかも知れない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
それが私は分りませぬ、そもそもの最初はじめから私は貴君が好きで好きで、一日お目にかからねば恋しいほどなれど、奥様にと言ふて下されたらどうでござんしよか、持たれるは嫌なり他処よそながらは慕はしし、一ト口に言はれたら浮気者でござんせう、ああこんな浮気者にはれがしたと思召おぼしめす
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
神様かみさまもこのわたくしねがい無理むりからぬこと思召おぼしめされたか、こころよくお引受ひきうけしてくださいました。