“おぼしめす”の漢字の書き方と例文
語句割合
思召100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「殊ニ身ニシムヤウニ聞ユルハ、御謀反ノ志ヲモ聞セ給フベケレバ、事ノなりナラズモ覚束おぼつかナク、又ノ対面モ如何ナラムト思召おぼしめす御胸ヨリ出レバナルベシ」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あゝ此樣こん浮氣者うわきものにはれがしたと思召おぼしめす、三だいつたはつての出來できそこね、親父おやぢが一せうもかなしいことでござんしたとてほろりとするに、その親父おやぢさむはとひかけられて、親父おやぢ職人しよくにん
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ああこんな浮気者にはれがしたと思召おぼしめす、三代伝はつての出来そこね、親父おやぢが一生もかなしい事でござんしたとてほろりとするに、その親父さむはと問ひかけられて、親父は職人
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)