“問”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
69.4%
とい13.7%
とひ6.8%
とわ2.3%
たず1.8%
とふ1.4%
0.9%
とう0.9%
もん0.9%
たづ0.5%
(他:3)1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“問”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語11.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)10.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しか貴方あなたは一たい何處どこへお出掛でかけにならうとふのです?』院長ゐんちやうふた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「どうして、おまえは、そんなにまれわったように、おもしろそうにわらうようになったか?」といました。
笑わない娘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
と云うといでございました。所が有るか無いかと外国人に尋ねられて、わたくしも当惑して、早速に答も出来ませんから、
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「そうよ」こものといに応じて一人の少年が気競きおって答えた。「うまく行きやあがった。風はねえけれど十軒は大丈夫だぜ」
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
果然くわぜん! 主人しゆじんわたくしとひみなまではせず、ポンと禿頭はげあたまたゝいて
なんだつて、まだおくさんを御貰おもらひなさらないの」と聞いた。代助は此とひにも答へる事が出なかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
風に欵乃ふなうたの声も伝わらない、お車はと婢にとわれて、思切って勘定をと云うと帳場ではすでに出来て居て
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
秋の中過なかばすぎ、冬近くなるといずれの海浜かいひんとわず、大方はさびれて来る、鎌倉かまくらそのとおりで
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
わたくしはそれをたずねて見ないあいだは心の落着きをとり入れられませんので、老媼ろうおうにこう尋ねて見たのでございます。
玉章 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
庭木に吊るした籠の中の声を聞いて、客はふしぎそうにたずねるのである。そして本物の猫も不思議そうに籠を見上げるくらいである。
懸巣 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
其後多く年経て此訓をなして、山城の稲荷山の荷田の家にとふに、全く古大人の訓にひとしといひおこせたり。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
權藏ごんざういま如何どうしてますか』ととふたのはハーバードである。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「お爺さん、一寸お尋ね申します、佐世保の方には此の道を行つてえのでせうか。」私は直ぐ前に歩いてゐる老人にいた。
ある職工の手記 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
あといて見ると、山田君は初め敬語なしの「だ」調を試みて見たが、どうもうまく行かぬと云ふので「です」調にさだめたといふ。
言文一致 (新字旧仮名) / 水野葉舟(著)
「まアどうして?」と妻のうれしそうにとうのを苦笑にがわらいで受けて、手軽く、
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「翁遷化せんげの年深川をいで給ふ時、野坡やはとういふ、俳諧やはり今のごとく作し侍らんや。翁曰、しばらく今の風なるべし、五七ごしち年も過なば一変あらんとなり。」
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
〔譯〕がく之を古訓こくんかんがへ、もん之を師友にたゞすは、人皆之を知る。學必ず之を躬に學び、問必ず諸を心に問ふは、其れ幾人有らんか。
このあたりも、一もん、一たふこと/″\く口合式パンニングしき警句けいくにして、到底たうてい原語通げんごどほりにはやくしがたきゆゑ、義譯ぎやくとす。)
君は何のために金が入用なのか、君は姉さんが暇を取つてからもう三年にもなるが、一體、姉さんは何處にゐるのかとたづね、打木田はまるで便りがないと答へ、實は私は三年間ちよつとしたことで、何處にも顏を出せない處にゐたのだと、率直にいつた。
汽車で逢つた女 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
然いふ譯なら此事は秒時しばらく吾儕にお任せなさい彼近所へゆき夫とはなく病が有かあらざるかを聞定て來て參ますから成程是は大人おとなより幼稚こどもはうが遠慮がなくて聞には至極しごくよからうから何分頼と管伴ばんたうに云はれて心得打點頭うちうなづきませたる和吉は其儘に立出音羽へ至しが何處いづことはんと思案にくれまづ大藤が住居なる路次へ思はず入にけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
長歌は、「秋萩を妻鹿こそ、一子ひとりごに子たりといへ、鹿児かこじもの吾が独子ひとりごの、草枕旅にし行けば、竹珠たかだましじき垂り、斎戸いはひべ木綿ゆふでて、いはひつつ吾が思ふ吾子あこ真幸まさきくありこそ」(巻九・一七九〇)というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
不断も加賀染の模様のいいのなんか着せていろいろ身ぎれいにしてやるので誰云うともなく美人キヌ屋と云ってその娘を見ようと前に立つ人はたえた事がない、丁度年頃なのであっちこっちからのぞみに母親もこの返事に迷惑して申しのべし