“問”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
66.4%
とい13.2%
とひ7.2%
とわ2.4%
たず2.0%
とは2.0%
とふ1.6%
とう1.2%
0.8%
もん0.8%
とへ0.4%
たづ0.4%
たづね0.4%
とふて0.4%
0.4%
キヌ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親方おやかた、おまえさんは、戦争せんそうにいきなさったか。」と、ききました。ふいにこういかけられたので、馭者ぎょしゃは、おどろいたかおをして
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
安藤謹んで曰く、今日蘆原あしはらを下人二三人召連通めしつれとおり候処、蘆原より敵か味方かととい、乗掛見れば、さむらい一人床机に掛り、下人四五人ならび居たり。
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「でもうちこと始終しじゆうさむしい/\とおもつてゐらつしやるから、必竟ひつきやうあんなことおつしやるんでせう」とまへほゞやうとひかへした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
お辰かと珠運もだきしめてひたいに唇。彫像が動いたのやら、女が来たのやら、とわつたなく語らば遅し。げんまたげん摩訶不思議まかふしぎ
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
庭木に吊るした籠の中の声を聞いて、客はふしぎそうにたずねるのである。そして本物の猫も不思議そうに籠を見上げるくらいである。
懸巣 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
くらかねるも二君に仕へぬ我魂魄わがたましひ武士の本意と思へどもにあぢきなき浮世うきよかなと一人涙を流したるとはがたりの心の中思ひやられてあはれなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かたぶ其許そのもと何時いつ江戸へ參られしやととふに彦三郎は今朝こんてう福井町へちやくすぐに承まはりたゞし只今爰許こゝもとへ參りしと申ゆゑ彌々いよ/\合點行ず段々樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「翁遷化せんげの年深川をいで給ふ時、野坡やはとういふ、俳諧やはり今のごとく作し侍らんや。翁曰、しばらく今の風なるべし、五七ごしち年も過なば一変あらんとなり。」
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「お爺さん、一寸お尋ね申します、佐世保の方には此の道を行つてえのでせうか。」私は直ぐ前に歩いてゐる老人にいた。
ある職工の手記 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
〔譯〕がく之を古訓こくんかんがへ、もん之を師友にたゞすは、人皆之を知る。學必ず之を躬に學び、問必ず諸を心に問ふは、其れ幾人有らんか。
そこ/\にきゝなし我が部屋へやいた身拵みごしらへして新造禿を引連兵庫屋へゆく中桐屋へ立寄たちより歌浦さんの御客は上方の衆かととへば女房とんいで御前樣の御言葉おものごしよく御出おいでなさると云ふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
姉さんは何處にゐるのかとたづね、打木田はまるで便りがないと答へ、實は私は三年間ちよつとしたことで、何處にも顏を出せない處にゐたのだと、率直にいつた。
汽車で逢つた女 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
つくされしは京都堂上方だうじやうがた御内みうち關係かゝはるの事がらなればなりされど四海にとゞろ明智めいち忠相たゞすけ殿ゆゑ始終しじうの所まで洞察みとほされて嚴敷きびしくたづねられければ大惡だいあく無道ぶだうの安間平左衞門も終に白状に及び口書も相濟あひすみとがめの次第を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
或人あるひととふていはく、雪のかたち六出むつかどなるはまえべんありてつまびらか也。雪頽なだれは雪のかたまりならん、くだけたるかたち雪の六出むつかどなる本形ほんけいをうしなひて方形かどだつはいかん。
秋萩を妻鹿こそ、一子ひとりごに子たりといへ、鹿児かこじもの吾が独子ひとりごの、草枕旅にし行けば、竹珠たかだましじき垂り、斎戸いはひべ木綿ゆふでて、いはひつつ吾が思ふ吾子あこ
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
不断も加賀染の模様のいいのなんか着せていろいろ身ぎれいにしてやるので誰云うともなく美人キヌ屋と云ってその娘を見ようと前に立つ人はたえた事がない