“借問”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃもん64.3%
しゃくもん21.4%
しやもん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当世の英雄にあげたが、もうほかに天下に人物なしと心得ておられるか。——借問しゃもんす! 現代は事実、そんなにも人材が貧困だろうか
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「宗匠に借問しゃくもんす。こけ猿と称する偽物、江戸に数多く現われおる由、ほんものを見わくる目印、これなきものにや」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
借問しやもんす、是れが家の墳ぞ、弔祭永く至らず、墓塔空しく雨露の爲に朽つ。
人生終に奈何 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)