“借金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやくきん39.3%
かり32.1%
しゃっきん25.0%
かね3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らにこんで爺樣ぢさまでえ借金しやくきんけねえでんだからそれせえなけりやかねえでもへんだよ、そんだがそれでばかりいごれねえな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「何だい。人だかりがするじゃないか。借金かりでもあるようでみっともないったらありゃあしない。お離しよ」
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
訊問じんもんすると、案外あんがいにも老人ろうじんのことを、借金しゃっきん取立とりたてがきびしくへんくつだが、面白おもしろいところのある人物じんぶつだといつたし、また借金しゃっきんのことで
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
おらが友達が一人印度にるだが、何でもその話によると、向うでは畑を抵当かたに借金をしようちふんで、持地もちぢをぐるり一廻り検分して帰ると、もう借金かねの返済期になつとるので