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借金
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しゃっきん
ふりがな文庫
“
借金
(
しゃっきん
)” の例文
訊問
(
じんもん
)
すると、
案外
(
あんがい
)
にも
老人
(
ろうじん
)
のことを、
借金
(
しゃっきん
)
の
取立
(
とりた
)
てがきびしくへんくつだが、
面白
(
おもしろ
)
いところのある
人物
(
じんぶつ
)
だといつたし、また
借金
(
しゃっきん
)
のことで
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
それは、
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
、なぞであった
万
(
まん
)
の、
金持
(
かねも
)
ちから
借金
(
しゃっきん
)
する
理由
(
りゆう
)
が、これらの
人
(
ひと
)
たちに
施
(
ほどこ
)
すためのものであったことを
知
(
し
)
らせたのであります。
万の死
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
借金
(
しゃっきん
)
のために
刑務所
(
けいむしょ
)
にはいったことはなくても、その話をこのごろしじゅうのように聞かされていたのでその場所ははっきりわかっていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
東京は絶対的に
借金
(
しゃっきん
)
です、
借
(
しゃっ
)
金
借
(
しゃく
)
銀
借
(
しゃく
)
銭と中央から遠退くに従って相場が低下するのは自らその土地の文化の程度を示していて面白いですな
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
遠い
旅
(
たび
)
に出るまえに、一ど家へ
寄
(
よ
)
っていったらどうだい? 小人の話じゃ、おまえがいなくなってからというもの、おとうさんは
運
(
うん
)
が
悪
(
わる
)
くって、
借金
(
しゃっきん
)
はかさなるし
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
▼ もっと見る
それから、
山本先生
(
やまもとせんせい
)
の
家
(
いえ
)
はくらしむきは
大
(
おお
)
きいのですが、びんぼうで
借金
(
しゃっきん
)
があるものですから、そのいいわけをしたり、ときにはお
金
(
かね
)
をかりにいかなければなりません。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
来
(
く
)
ると、まるで
空々
(
そらぞら
)
しい
無理
(
むり
)
な
元気
(
げんき
)
を
出
(
だ
)
して、
強
(
し
)
いて
高笑
(
たかわらい
)
をして
見
(
み
)
たり、
今日
(
きょう
)
は
非常
(
ひじょう
)
に
顔色
(
かおいろ
)
がいいとか、
何
(
なん
)
とか、ワルシャワの
借金
(
しゃっきん
)
を
払
(
はら
)
わぬので、
内心
(
ないしん
)
の
苦
(
くる
)
しくあるのと、
恥
(
はずか
)
しくある
所
(
ところ
)
から
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「
借金
(
しゃっきん
)
のために
牢
(
ろう
)
にはいるのは、おまえが思うほどおそろしいものではない。向こうへ行けばなかなかいい人間がいるよ」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
大阪
(
おおさか
)
へいくとなると、あとのしまつをしておかなければなりません。
兄
(
にい
)
さんの
病気
(
びょうき
)
などで、
借金
(
しゃっきん
)
がだいぶありました。そこで、
家
(
いえ
)
のどうぐなどを
売
(
う
)
りはらって、それをかえしてしまいました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
ぼくはあの子に、なによりもぼくのすることはあの人の
借金
(
しゃっきん
)
をはらってやることだと言った。きみはあの子にそれのできなくなったわけを話してくれたまえ。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“借金”の解説
借金(しゃっきん、debt)とは、お金を借りること。あるいは、借りたお金のことである。
「借入金」(かりいれきん)という用語についても、この項目で説明する。
(出典:Wikipedia)
借
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“借”で始まる語句
借
借家
借問
借財
借銭
借物
借受
借用
借室
借着