トップ
>
借財
ふりがな文庫
“借財”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しやくざい
33.3%
かり
33.3%
しゃくざい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しやくざい
(逆引き)
叔母
(
をば
)
の
云
(
い
)
ふ
所
(
ところ
)
によると、
宗助
(
そうすけ
)
の
邸宅
(
やしき
)
を
賣拂
(
うりはら
)
つた
時
(
とき
)
、
叔父
(
をぢ
)
の
手
(
て
)
に
這入
(
はい
)
つた
金
(
かね
)
は、
慥
(
たしか
)
には
覺
(
おぼ
)
えてゐないが、
何
(
なん
)
でも、
宗助
(
そうすけ
)
のために、
急場
(
きふば
)
の
間
(
ま
)
に
合
(
あは
)
せた
借財
(
しやくざい
)
を
返
(
かへ
)
した
上
(
うへ
)
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
借財(しやくざい)の例文をもっと
(2作品)
見る
かり
(逆引き)
ひでい権幕で、おめいらの様なものへは一日も貸して
置
(
おか
)
かれねい、
店賃計
(
たなちんばかり
)
ぢやねい、あつちこつち
借財
(
かり
)
があるさうだつていはつしやる、さういへばさうなんだが、わたしらあ茶だら一杯入れやしねい
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
借財(かり)の例文をもっと
(2作品)
見る
しゃくざい
(逆引き)
家族の
生活
(
くらし
)
も質素に改め、息子や雇人たちをも自身で
督励
(
とくれい
)
して、きっと両三年の間には、
借財
(
しゃくざい
)
も返すようにしてみせるから、どうか、彦兵衛どのに、慈悲と思うて、又むかしの
誼
(
よし
)
みを思うて
鍋島甲斐守
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
借財(しゃくざい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“借財”の意味
《名詞》
金銭を借りること。借金。
(出典:Wiktionary)
借
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
“借財”で始まる語句
借財方
検索の候補
借財方
“借財”のふりがなが多い著者
若松賤子
新渡戸稲造
林不忘
長塚節
夏目漱石
吉川英治