“借財方”の読み方と例文
読み方割合
しゃくざいかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼方あそこへ行って金を預けて買出しをすれば大丈夫だと、うち云置いいおいて出て来たまゝ帰ってねえで、もとより家蔵いえくらを抵当にして借りた高利だから、借財方しゃくざいかたから責められ
失敗しくじって損ばかりいたし、ようように金策を致して山師やましおどした宿屋、実にあぶない身代で、お客がなければ借財方しゃくざいかたからは責められまするし、月給をらぬから奉公人はいとまを取って出ます
さてお話二つに分れまして、春見丈助は三千円の金が急に入りましたから、借財方しゃくざいかたの目鼻を附け、奉公人を増し、質入物しちいれものを受け出し、段々景気が直って来ましたから、お客も有りますような事で