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暇
ふりがな文庫
“暇”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いとま
67.8%
ひま
31.2%
ま
0.3%
いつま
0.1%
いと
0.1%
きず
0.1%
イトマ
0.1%
ヒマ
0.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いとま
(逆引き)
さて官事の
暇
(
いとま
)
あるごとに、かねておおやけの許しをば得たりければ、ところの大学に入りて政治学を修めんと、名を
簿冊
(
ぼさつ
)
に
記
(
き
)
させつ。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
暇(いとま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひま
(逆引き)
それで、ひすいを
見分
(
みわ
)
けるために、
御殿
(
ごてん
)
へ
召
(
め
)
された
老人
(
ろうじん
)
は、
妃
(
きさき
)
が
亡
(
な
)
くなられると、もはや、
仕事
(
しごと
)
がなくなったので
暇
(
ひま
)
を
出
(
だ
)
されました。
ひすいを愛された妃
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
暇(ひま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ま
(逆引き)
ボーンと云う鐘とチョンと打出す拍子木と同じだからボンチョン番太と云う、余程堅い男だが酒が
嗜
(
す
)
きで
暇
(
ま
)
さえあれば酒を飲みます、女房をお梅と云って
年齢
(
とし
)
は二十三で
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
暇(ま)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いつま
(逆引き)
我
(
わ
)
が
妻
(
つま
)
も
画
(
ゑ
)
にかきとらむ
暇
(
いつま
)
もが
旅行
(
たびゆ
)
く
我
(
あれ
)
は見つつ
偲
(
しぬ
)
ばむ 〔巻二十・四三二七〕 防人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
暇(いつま)の例文をもっと
(1作品)
見る
いと
(逆引き)
村中にても
薄々
(
うす/\
)
知て居る者あれば幸ひと引取り親子共に夫婦となりける又おせんも
我身
(
わがみ
)
の
明
(
あか
)
りもたち傳吉へ金も
戻
(
もど
)
りし上は人々に
暇
(
いと
)
まを告げ
野尻
(
のじり
)
へ立ち歸りぬ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
暇(いと)の例文をもっと
(1作品)
見る
きず
(逆引き)
縁に余白がなくなっているので、手に把って暫く眺めていると、どうも
掾
(
えん
)
側が狭すぎて、
稍
(
やや
)
窮窟な感じを与えるのが
暇
(
きず
)
である。
愛書癖
(新字新仮名)
/
辰野隆
(著)
暇(きず)の例文をもっと
(1作品)
見る
イトマ
(逆引き)
折ふし——降参ノ輩、
注
(
チユウ
)
スルニ
暇
(
イトマ
)
アラズ——の状だったが、親光といえば、東北の大族結城宗広の子である。またとない者だ。尊氏はすぐ大友に
伴
(
つ
)
れてまいるようにと、いいつけた。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
暇(イトマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒマ
(逆引き)
自然の移りかはりを見ても、心を動してゐる
暇
(
ヒマ
)
もございません。そんな明け暮れに、——世間を救ふ
經文
(
キヤウモン
)
の學問すら出來んで暮して居ります。
死者の書 続編(草稿)
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
暇(ヒマ)の例文をもっと
(1作品)
見る
暇
常用漢字
中学
部首:⽇
13画
“暇”を含む語句
休暇
暇乞
御暇
御暇乞
閑暇
暇潰
余暇
御閑暇
御暇被下
暑中休暇
御暇下
賜暇
寸暇
暇取
暇々
手間暇
夏休暇
此暇
暇人
餘暇
...
“暇”のふりがなが多い著者
吉川英治
江戸川乱歩
森鴎外
夏目漱石
岡本綺堂
国枝史郎
永井荷風
野村胡堂
菊池寛
泉鏡花