“暇”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いとま68.9%
ひま30.2%
0.3%
いつま0.2%
きず0.2%
イトマ0.2%
ヒマ0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“暇”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸56.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語12.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)5.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
また出ますと云うたら宿は何処どこかと聞いたから一両日中に谷中やなかの禅寺へ籠る事を話していとまを告げて門へ出た。
根岸庵を訪う記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
十右衛 どうぞお構いくださいますな。わたくしはもうおいとまをいたします。(起ちかかる。)どうもお邪魔をいたしました。
勘平の死 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
少年せうねん端艇たんてい野球等やきゆうとうほかひまがあるといしげる、のぼ
子規のことは仰せを受けずとも書きたいと思つてゐるのですが、今は用の多い為に到底たうてい書いてゐるひまはありません。
正岡子規 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ボーンと云う鐘とチョンと打出す拍子木と同じだからボンチョン番太と云う、余程堅い男だが酒がきでさえあれば酒を飲みます、女房をお梅と云って年齢としは二十三で、亭主とは年齢が違って若うございますが
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
精神的にも肉体的にも弱点を持った人間を毎時いつもこうして襲うだろうと思われる蚊のむれは、私の足や手や顔や、そういう着物から外部へ出た肉体を目がけて、殆んど暴君のような逞しい勢いで払っているもなく襲ってくるのであった。
或る少女の死まで (新字新仮名) / 室生犀星(著)
つまにかきとらむいつまもが旅行たびゆあれは見つつしぬばむ 〔巻二十・四三二七〕 防人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
やや窮窟な感じを与えるのがきずである。
愛書癖 (新字新仮名) / 辰野隆(著)
折ふし——降参ノ輩、チユウスルニイトマアラズ——の状だったが、親光といえば、東北の大族結城宗広の子である。またとない者だ。尊氏はすぐ大友にれてまいるようにと、いいつけた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自然の移りかはりを見ても、心を動してゐるヒマもございません。そんな明け暮れに、——世間を救ふ經文キヤウモンの學問すら出來んで暮して居ります。
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)