“御殿”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ごてん77.8%
おとど9.5%
みとの4.8%
うどうん1.6%
おどん1.6%
おんとの1.6%
みどの1.6%
オドン1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“御殿”を含む作品のジャンル比率
総記 > 団体 > 博物館100.0%
文学 > 中国文学 > その他の東洋文学(児童)66.7%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア50.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
むかし、むかし、うみそこ竜王りゅうおうとおきさきがりっぱな御殿ごてんをこしらえてんでいました。
くらげのお使い (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
そしてさっそくいわれたとおりにして、はいなわをこしらえて、殿様とのさま御殿ごてんって行きました。
姨捨山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
すぐあとについて、坊門ノ清忠たち列座の公卿も、みかどのこもられた昼の御殿おとどへと、ぞろぞろ伺候して行った。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ど、ど、どッ——と盲目的に駈けまろんで行き、彼方のよる御殿おとどのひそまりへ向って、
——ここ、あらゆる行事や行幸いでましも見あわせられて、夜の御殿みとのも、昼の御座ぎょざも、清涼殿せいりょうでんいったいは巨大な氷室ひむろことならなかった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大船の心たのめて三保が崎君が御殿みとの来にけり
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
風土、気候のせいもありますが、このことは沖縄において如何に型染が上御殿うどうんから下町家に至るまで愛好されたかを告げています。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
そしてその形式はいずれもしょう家の神社なる聞得大君きこえおおぎみ御殿おどんにまねて祖先の神と火の神と鉄の神とを祭らしたのであります。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
さて今から二百十七年前すなわち清の康熙五十六年に、この御初地入を挙行することについて端なくも政治家と聞得大君御殿おどんとの間に大衝突が起ったのであります。
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
「小さいとはいわぬがな。——御殿おんとのの器量をたたえたのじゃ。自然、諸侯を率いる器をそなえておらるるものと」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「では、御殿おんとのの眼には」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宮はすぐお支度のつもりとみえる。彼をその場におきすて、さっさと、妃の宮の御殿みどののうちへ入ってしまわれた。
なんでも月がまつ白に照つて、ある旧王族の御殿オドンだつたとか言ふ其屋敷の石垣の外に、うら声を曳く若い男の謡が、替る/″\聞える夜であつた。
若水の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)