私本太平記しほんたいへいき03 みなかみ帖03 みなかみじょう
古市の朝は、舟の櫓音やら車の音で明けはじめる。 ほどなく、散所民のわめき声だの、赤子の泣き声。そして、市の騒音も陽と共に高くなり、やがて型どおりな毎日の生態と砂塵が附近一帯をたち籠めてくる。 「まだ帰らぬの」 「……帰りませんなあ」 出屋敷 …
作品に特徴的な語句
クヅ ツキ かの めまい あと フトコロ 微笑みしょう サキ こと はばま 良人たく 退 いと そん たん かず こわ 情夫みそかお しい 土蔵つちぐら 退 漂泊さすろ きみ とき 洒落しゃら びんずら けい せん がら 退すさ 寝床どこ ささ 神前みまえ あか 御相みすがた かたわ 嬰児やや ほぐ 放免めあかし ごち もの から づら そく ほう さかし せん づか かな しゃ じゅう 強者いかもの とう ため 長江チヤウカウ なん 元結もとい しゅう 御帳みとばり 傅人もりやく はず 御前みまえ ざけ やつ おも とつ むな きょ むさ ざん 妊娠みごもり ことな 生活たつき ほど ぼう とじ 夜泊よがが 太陽てんとう
題名が同じ作品
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:09 建武らくがき帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)