私本太平記しほんたいへいき03 みなかみ帖03 みなかみじょう
古市の朝は、舟の櫓音やら車の音で明けはじめる。 ほどなく、散所民のわめき声だの、赤子の泣き声。そして、市の騒音も陽と共に高くなり、やがて型どおりな毎日の生態と砂塵が附近一帯をたち籠めてくる。 「まだ帰らぬの」 「……帰りませんなあ」 出屋敷 …
作品に特徴的な語句
クヅ ツキ めまい かの あと フトコロ 微笑みしょう サキ こと はばま いと そん 退 こわ たん 良人たく かず しい 情夫みそかお きみ 土蔵つちぐら 漂泊さすろ とき 退 せん 寝床どこ 洒落しゃら 神前みまえ がら けい 退すさ ささ びんずら かく じゅう ため かたわ もの ごち 嬰児やや ほう せん 強者いかもの とう 御相みすがた そく 放免めあかし しゃ あか から かな ほぐ さかし づか づら 傅人もりやく 元結もとい 夜泊よがが 太陽てんとう 妊娠みごもり とせ 御前みまえ 御帳みとばり ぼう きょ ざん わし ほむら ことな まな むさ むな とつ はず とじ 胸騒むなさ
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