私本太平記しほんたいへいき06 八荒帖06 はっこうじょう
十月。晩秋の好晴。 北条高時は江ノ島の弁財天へ参籠して、船で浜御所へもどる海上の途にあった。 「なに。わしを清盛のようだとか?」 あの特有なかなつぼ眼で、高時は船中の船酒盛りの近習らを、ねめ廻し、 「ばかを申せ。すれや元々、北条家は“平家” …
作品に特徴的な語句
ぶみ オコナ さざ かも めまい カマ むか なご みまか ジツ オヨ こと かみ びたい おき てめえ スベカ 退 ゆい めい かげり 美味うめ 拍子ぴょうし じろ 麻生アサフ あく 循環めぐりめぐり がしら はま 大海わだつみ いつく だま だん ぜい かん 母君ははき ぼう ほう あで しぼ さふら 御室ぎょしつ 身粧みよそお ぼう 陸地くがじ たの きょ しょ とじ かむり ツノ 八尾やび さん おさ うえ 妊娠みごもり やつ 誅戮チユウリク まな きっ はい ぎょ はい 輿ごし はず あめ 彼杵ソノキ だい こく しし 夜半よわ はず
題名が同じ作品
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:09 建武らくがき帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名)吉川英治 (著)