“構”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かま62.2%
かまえ13.9%
かまへ7.6%
かめ3.8%
2.1%
かまい2.1%
かまひ2.1%
がまえ1.7%
かまは0.8%
かこ0.8%
かも0.8%
がま0.4%
こし0.4%
つくり0.4%
よこた0.4%
カマ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広々したへの外には大きな庭石据並べた植木屋もあれば、いかにも田舎らしい茅葺人家のまばらに立ちつゞいてゐるもある。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
羽織の裾を払って、長いのを側へ置くと、扇を斜に、少し気取ったになるのでした。年の頃二十五六、何んと言っても若い三之丞です。
黄金を浴びる女 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
番頭に案内されて行くと、寶屋の廣いの一番奧、東向の小さい部屋をに染めて、娘のお島はもう冷たくなりかけて居りました。
「そんなら、お祖父やんのうしろへ随いて来るか。辛度てもへんか。俥のうしろから走るのんが辛い言うて泣けへんか」
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
そんでなあ、支那料理でもめへんけど、今日はあたし、椅子やったら工合悪いよってに、日本座敷にしてほしい云うてんわ。
細雪:01 上巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「折角の申出ではあるが、それは相成らぬ。おのおのはおの身分じゃ。夜中に推参して、奉行衆に逢いたいと云うのは宜しくない」
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「兎も角も、あんな女は眼の毒ですね。御奉行樣にでもお願ひして、江戸か遠島にでもして貰はなきや、神田中の若い男は氣が變になりますよ」
なぜというに、目をきょろりと出額の下から、扇子で、会釈をしたように思ったからである。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
見捨たと云があるゆゑ道具衣類は云までもなく百兩の持參金はとても返す氣遣ひなしと思ふゆゑをしてもぬが何分離縁状
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
青いの枝にまれた泉水の金魚を見ながら、のおしろいを附けて貰つて居ると、近く迄来た地車のきしむ音がした。
住吉祭 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「おゝ、それはわしがしたんじゃで、わしが掃除しとく。うてくださるな、おいお——お俊というに、何しとるぞい」
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
砂地へ半身めこんだように身をかがめ、当麻五郎のだんびらを守りえの青眼に、二ツのは剣のミネをおもむろにたどって、月光をチカッと射る鋩子の先から
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、その混合物の一部分となつてゐるものとは違つた全く新らしい性質の金属をらへ上げるのだ。さういふ風にして、銅と或る白い種類の金属とを熔かして一緒にしたものが亜鉛だ。
鍵をつてる人は、前の街道を一二行つたの、鍛冶屋の隣の饅頭屋であつた。場末の町によく見るやうなで、せいろのの田舎饅頭からは湯気が立つてる。
父の墓 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
が、根柢にわってるのが懐疑だから、やともするとヒューマニチーはグラグラして、命の綱と頼むには手頼甲斐がなかった。
二葉亭追録 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
先ニハ、捕ヘ奉レトノ沙汰、再三ニブモ向後ニオイテハ、ラク、誅戮シ奉ルモ、ヒナシ
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)