“無構”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かまいなし33.3%
かまひなし33.3%
むかまい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人ひとりは切腹に、一人は獄門に、五人は死罪に、七人は遠島に、十一人は追放に、九人は押込おしこめに、四人は所払ところばらいに、三人は手鎖てじょうに、七人は無構かまいなしに、三人は急度叱きっとしかりに。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
残る二百五十名は遠島を申し付けられ、百八十名の雑兵歩人らと、数名の婦人と、十五名の少年とが無構むかまい追放となった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)