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無慙
ふりがな文庫
“無慙”の読み方と例文
読み方
割合
むざん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むざん
(逆引き)
真新しい紅白の鈴の緒で縛り上げられた中年者の男が、二た突き三突き、
匕首
(
あいくち
)
で刺されて、見るも
無慙
(
むざん
)
な死にようをしているのです。
銭形平次捕物控:008 鈴を慕う女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
外で揉み合っていた連中は一時に小屋の中へ
雪崩
(
なだ
)
れこんだ。お芳も逃げるに逃げられないで
無慙
(
むざん
)
な
羞恥
(
はじ
)
を大勢のうしろに隠していた。
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
埃
(
ほこり
)
をかぶって、カサカサに枯死した姿を見るのは、子供心にも
無慙
(
むざん
)
だった。その福寿草の野生の姿を俺は根室へ来て初めて見たのだ。
いやな感じ
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
無慙(むざん)の例文をもっと
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見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
慙
漢検1級
部首:⼼
15画
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