“兇悪無慙”の読み方と例文
読み方割合
きょうあくむざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次が悄気返しょげかえるのも無理はありません。一と月ばかり前から、江戸中を荒し廻る恐ろしい強盗、時には女もさらえば、人もあやめる兇悪無慙きょうあくむざんなのが、——銭形平次らしい——という噂が立ったのです。