“御構”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おかまい50.0%
おかま33.3%
おかまひ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御構おかまいなくそこだけを掘り抜いて行くんだから、電車の通るシキの入口こそ、平らでもあり、また一条ひとすじでもあるが、下へ折れて第一見張所のあたりからは、右へも左へも条路えだみちができて
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「どうせ、そうでしょう。私なんざどんなになっても御構おかまいなすっちゃ下さらないのでしょう」
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
次いで元文四年三月二日に、「京都に於いて大嘗會だいじやうゑ御執行ごしつかう相成候あひなりさふらうてより日限も不相立儀あひたたざるぎに付、太郎兵衞事、死罪しざい御赦免ごしやめん被仰出おほせいだされ、大阪北、南組、天滿の三口御構おかまひの上追放」
最後の一句 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)