“おかま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御釜50.0%
御構33.3%
機関車16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐ下にはお苗代なわしろ御釜おかま火口湖がまっさおに光って白樺しらかばの林の中に見えるんだ。面白かったねい。みんなぐんぐんぐんぐん走っているんだ。すると頂上までの処にも一つ坂があるだろう。
風野又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
厚く申のべ澁茶しぶちやながらくみて出しければ長兵衞はコレ/\御構おかまひなさるな時に今日は出初ではじめなるが長八樣はおかへりかと云に女房にようばう宿やどではかへりませんと云へば長兵衞夫は大そうおそい事だ如何して居らるゝやとうはさをりから長八はかへり來りしが親分おやぶん長兵衞の來て居るとはゆめにも知らずオイおうめいまかへりたりヤレ/\今日けふは初めてとは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「ええ、確かに手応てごたえがありましたよ。この駅のホンの一丁程向うの陸橋ブリッジの下です。しかもねえ、機関車おかま車輪わっぱにゃあ、今度ア女の髪の毛が引ッ掛ってましたよ。豚じゃねえんです——」
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)