“遲”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
おそ68.6%
おく29.4%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はやがさめても何時いつまでもるのがいゝか、おそがさめてもむつくりきるのがいゝか、そのことで兄弟きやうだいあらそつてました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
すこ時間じかんおくれたので、寄席よせ一杯いつぱいであつた。二人ふたり坐蒲團ざぶとん餘地よちもない一番いちばんうしろはうに、立膝たてひざをするやうましてもらつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
まつたくさすがにといふかんじをおぼ※たが、里見さんはちつとを入れたら百てんぐらゐには今でもなれるやうながする。球突たまつきは二十五さい※てはもううでかたくなつて上たつ々たるものなのだが……。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)