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餘地
ふりがな文庫
“餘地”の読み方と例文
新字:
余地
読み方
割合
よち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よち
(逆引き)
文化
(
ぶんくわ
)
が
發達
(
はつたつ
)
して
來
(
く
)
れば、
自然
(
しぜん
)
何處
(
どこ
)
か
漠然
(
ばくぜん
)
として
稚氣
(
ちき
)
を
帶
(
お
)
びて
居
(
ゐ
)
るやうな
面白
(
おもしろ
)
い
化物思想
(
ばけものしさう
)
などを
容
(
い
)
れる
餘地
(
よち
)
が
無
(
な
)
くなつて
來
(
く
)
るのである。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
不可能
(
ふかのう
)
で、
又
(
また
)
其目的
(
そのもくてき
)
のみの
大學
(
だいがく
)
でもなし
博物館
(
はくぶつくわん
)
でもない、
故
(
ゆゑ
)
に
今一息
(
いまひといき
)
といふ
岡目
(
をかめ
)
の
評
(
ひやう
)
が
其所
(
そこ
)
に
突入
(
とつにふ
)
するだけの
餘地
(
よち
)
が
無
(
な
)
いでも
無
(
な
)
い。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
少
(
すこ
)
し
時間
(
じかん
)
が
遲
(
おく
)
れたので、
寄席
(
よせ
)
は
一杯
(
いつぱい
)
であつた。
二人
(
ふたり
)
は
坐蒲團
(
ざぶとん
)
を
敷
(
し
)
く
餘地
(
よち
)
もない
一番
(
いちばん
)
後
(
うしろ
)
の
方
(
はう
)
に、
立膝
(
たてひざ
)
をする
樣
(
やう
)
に
割
(
わ
)
り
込
(
こ
)
まして
貰
(
もら
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
餘地(よち)の例文をもっと
(9作品)
見る
餘
部首:⾷
16画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“餘”で始まる語句
餘
餘程
餘所
餘計
餘波
餘裕
餘念
餘儀
餘人
餘燼
“餘地”のふりがなが多い著者
伊東忠太
浜田青陵
江見水蔭
上司小剣
樋口一葉
長塚節
夏目漱石
泉鏡花