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坐蒲團
ふりがな文庫
“坐蒲團”の読み方と例文
新字:
坐蒲団
読み方
割合
ざぶとん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざぶとん
(逆引き)
少
(
すこ
)
し
時間
(
じかん
)
が
遲
(
おく
)
れたので、
寄席
(
よせ
)
は
一杯
(
いつぱい
)
であつた。
二人
(
ふたり
)
は
坐蒲團
(
ざぶとん
)
を
敷
(
し
)
く
餘地
(
よち
)
もない
一番
(
いちばん
)
後
(
うしろ
)
の
方
(
はう
)
に、
立膝
(
たてひざ
)
をする
樣
(
やう
)
に
割
(
わ
)
り
込
(
こ
)
まして
貰
(
もら
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
草刈籠
(
くさかりかご
)
を
脊負
(
せお
)
つて
巡査
(
じゆんさ
)
の
後
(
あと
)
に
跟
(
つ
)
いて
主人
(
しゆじん
)
の
家
(
いへ
)
の
裏庭
(
うらには
)
へ
導
(
みちび
)
かれた。
巡査
(
じゆんさ
)
が
縁側
(
えんがは
)
の
坐蒲團
(
ざぶとん
)
へ
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
けた
時
(
とき
)
勘次
(
かんじ
)
は
籠
(
かご
)
を
脊負
(
せお
)
つた
儘
(
まゝ
)
首
(
くび
)
を
俛
(
た
)
れて
立
(
た
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
宅
(
うち
)
では
御米
(
およね
)
が
宗助
(
そうすけ
)
に
着
(
き
)
せる
春
(
はる
)
の
羽織
(
はおり
)
を
漸
(
やうや
)
く
縫
(
ぬ
)
ひ
上
(
あ
)
げて、
壓
(
おし
)
の
代
(
かは
)
りに
坐蒲團
(
ざぶとん
)
の
下
(
した
)
へ
入
(
い
)
れて、
自分
(
じぶん
)
で
其上
(
そのうへ
)
へ
坐
(
すわ
)
つてゐる
所
(
ところ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
坐蒲團(ざぶとん)の例文をもっと
(2作品)
見る
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
蒲
漢検準1級
部首:⾋
13画
團
部首:⼞
14画
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夏目漱石