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坐蒲団
ふりがな文庫
“坐蒲団”のいろいろな読み方と例文
旧字:
坐蒲團
読み方
割合
ざぶとん
80.0%
すわりぶとん
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざぶとん
(逆引き)
宅では御米が、宗助に着せる春の羽織をようやく縫い上げて、
圧
(
おし
)
の代りに
坐蒲団
(
ざぶとん
)
の下へ入れて、自分でその上へ坐っているところであった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
が、足が酷く汚れていたので
膝
(
ひざ
)
で
姪
(
めい
)
の寝ているらしい奥の間の方へ
這
(
は
)
い
出
(
だ
)
した。黄色い
坐蒲団
(
ざぶとん
)
を
円
(
まる
)
めたようなものが見えた。
御身
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
坐蒲団(ざぶとん)の例文をもっと
(12作品)
見る
すわりぶとん
(逆引き)
お柏で寝る夜具より三倍ふっくらした
坐蒲団
(
すわりぶとん
)
。濃いお茶が入って、お前さんの好きな藤村の焼ぎんとんだよ、おあがり、今では宗旨が違うかい。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
乱箱
(
みだればこ
)
に
畳
(
たた
)
んであった着物を無造作に
引摺出
(
ひきずりだ
)
して、上着だけ
引剥
(
ひっぱ
)
いで
着込
(
きこ
)
んだ
証拠
(
しょうこ
)
に、
襦袢
(
じゅばん
)
も羽織も
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
を
辷
(
すべ
)
って、
坐蒲団
(
すわりぶとん
)
の
傍
(
わき
)
まで
散々
(
ちりぢり
)
のしだらなさ。
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
坐蒲団(すわりぶとん)の例文をもっと
(3作品)
見る
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
蒲
漢検準1級
部首:⾋
13画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
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幸田露伴
三遊亭円朝
福沢諭吉
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夏目漱石
小酒井不木
正岡子規
横光利一
泉鏡花