“証拠”のいろいろな読み方と例文
旧字:證據
読み方(ふりがな)割合
しょうこ81.0%
あかし5.0%
しようこ5.0%
しるし4.0%
しやうこ2.0%
じょうこ1.0%
せうこ1.0%
たて1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“証拠”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)20.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その証拠しょうこには長い交際の前後を通じて、僕はいまだかつて男として彼女から取り扱かわれた経験を記憶する事ができない。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
論より証拠しょうこ発奮して死ぬものは奇麗きれいに死ぬが、いじけて殺されるものは、どうもうまく死に切れないようだ。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
たゞ此の文と直江志津の一刀のみは鐘楼の鐘の下に伏せ置き、後日の証拠あかしとし、世の疑ひを解かむ便よすがとせむ心算つもりなり。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ただ疑の積もりて証拠あかしと凝らん時——ギニヴィアの捕われてくいに焼かるる時——この時を思えばランスロットの夢はいまだ成らず。
薤露行 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
うもしからぬ事を、なんぼおまへさんは人がいからつて、よもや証拠しようこのない事をひなさるまい。
八百屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
なまけ者の証拠しようこ存候ぞんじそろこの仕方しかたがない時江川えがはの玉乗りを見るにさだめたる事有之候これありそろ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
「ほほう、物が欲しい。」吉良は、にこにこして、「子供よのう。必ずともに寵愛いたす——との証拠しるしにな。面白いぞ。して何が所望しょもうじゃ。」
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)
割符わりふとはうり二つを取ってつけてくらべるための証拠しるしである。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
しかし僕の架上かじやうの書籍は集まつた書籍である証拠しやうこに、すこぶ糅然じうぜん紛然ふんぜんとしてゐる。
蒐書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
あの月がいい証拠しやうこだよ 火星くわせい調しらべるには月がとてもいい参考さんかうになるんぢや
姦通かんつうの告訴をすると、のぼせ上がるので、どこへもやらぬ監禁同様という趣で、ひとまず檀那寺まで引き上げることになりましたが、証拠じょうこだと言い張って
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
するとほか小猿こざるが「おれの父様ちやんはもつとえらいや、おにしま征伐せいばつにいつたんだもの」「うそだあ、ありやむかしことぢやないか」「うそぢやありませんよだ。それが証拠せうこにはおしりのとこにおほきな刀痕かたなきづがついてらあ」と威張ゐばりました。
「そんならいってえ、何を証拠たてに、お藤さんにうたげえをかけたんですい?」