“家来”のいろいろな読み方と例文
旧字:家來
読み方割合
けらい96.4%
けれえ2.4%
けれい1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのかわり、家来けらいたちは子ジカのしたと目を切りとって、それをむすこを殺した証拠しょうこしなとして、伯爵はくしゃくのところへもってかえりました。
角「えゝ、それじゃアおまえは鹽原角右衞門というおさむれえの妹で、其の家来けれえの岸田右内さんのおかみさんで、おかめさんと云いやすんかえ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
一人は阿部様の家来けれいに成って又此処で巡り逢おうとはハア実に驚いた訳で、不思議な縁でがんすから、わしが五十両遣るべえと云った処が、受けねえと云うから、何うしたら宜かんべいと思って
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)