“下僕”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しもべ76.8%
げぼく12.5%
かぼく3.6%
おとこ1.8%
おとこしゅ1.8%
こもの1.8%
ギヤルソン1.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“下僕”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 地理・地誌・紀行 > アジア75.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語3.3%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語3.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
(彼は何を血迷っているのか。自分の下僕しもべであるあの小童こどもを、頭上に差し上げて、あれを一体どうするつもりだろう?)
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わしなんぞも今はまだ、腰にあずさも張らぬものの、やがてはあの庭先で、箒木ほうきを取っている下僕しもべのように
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
「おお神様、あなたの哀れな下僕げぼくめぐみをおれ下さいまし」
空気男 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)
その事件はセライ・アムチーの住んで居った家の前大蔵大臣及び大臣の官邸に在る老尼僧、それからその下僕げぼくの大臣に最も親しくして居った者一人がつかまって下獄された。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
然に此篇のお夏は、主人の娘として下僕かぼくに情を寄せ、其情ははじめ肉情センシユアルに起りたるにせよ、のちいたりて立派なる情愛アツフヱクシヨンにうつり
「歌念仏」を読みて (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
現に下僕かぼくとして使ひまする。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
はげしき下知に致方いたしかたなく、家の下僕おとこたちがばら/\/\と權六の傍へ来て見ますと、權六は少しも驚く気色もなく、縁側へどっさりと腰を掛けまして作左衞門の顔をしげ/\と見て居りましたが、
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ふたりの下僕おとこしゅと炭屋は、びっくりして挨拶した。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
藪原長者は棍棒こんぼうひっさげ、若党下僕こものを無数に連れて、荒れた虎のようにわめきながら、館の内外を探し廻わった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
門の方からその家の十二三の下僕ギヤルソンが白い胸当をして鳥打帽を被つた姿で、公園の道見たやうな芝の中の白い道を通つて来る。
午後 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)