“下男”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
げなん77.3%
しもべ6.8%
しもをとこ4.5%
あなた2.3%
げだん2.3%
しもおとこ2.3%
ジヨンゴス2.3%
ボオイ2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“下男”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)15.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
四十を一つ二つも越えたらしい武家の御新造ごしんぞふうの女が、ひとりの下男げなんを供につれて大師の門前にさしかかった。
(新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あるのこと、そのひとは、川魚かわうおべたいから、ってきてくれと、下男げなんにいいつけました。
北の国のはなし (新字新仮名) / 小川未明(著)
何家どこ下僕しもべだろうか。武家の仲間ちゅうげんのようでもなし、町家の下男しもべともみえない。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玄関声とでもいうのか、いつ帰っても上がりしなに先ず大声をとどろかせる。そらむこ様のお帰りと、納屋働きの下男しもべから勝手の隅にまで分るのであった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その折屋敷の主人あるじは二三人の下男しもをとこを相手に、頬冠ほゝかむりに尻を端折はしをつて屋根を這ひ廻つてゐた。
「そちは昨日きのふ下男しもをとこと一緒に屋根を繕つてゐたな。骨折は察しるが、身分不相応な働きぢやて……」
よし。これで恰度よい——。ところで、先程僕が面白い発見をしたと云ったのは、これなんだよ。つまり、僕と君とそれから下男あなたと、そしてこの大小二つの石と、合計しただけの重量が、一層正確に云えばいまこの白鮫号に乗っかっているだけの重量と同じだけの重量が、そうだ、人間なら大人三人位の重量が、昨夜この泡のある海面に浮いていた同じ白鮫号の中に乗っかっていたのだ。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
このぎにはふねくだらう、どうせいつぱいにはかへれまいから、ゆつくりしてかうと、下男げだんにさうつて
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
下男げだんとともに一ぱくして
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
市郎は夢のようにの行方を見送っていると、トムの声を聞き付けて、この下男しもおとこも内から出て来た。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
軍醫や兵隊が去つてゆくと、酒田が下男ジヨンゴスを指※して、澄子の哀れにしぼんだやうな遺骸を敷布で卷いて部屋の隅に置いた。
ボルネオ ダイヤ (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
二階三階の真鍮しんちゅうの手すりも、この間に下男ボオイが磨くらしい。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)