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乘
読み方 | 割合 |
の | 74.3% |
じよう | 7.9% |
のり | 6.9% |
じやう | 3.0% |
のせ | 2.0% |
のら | 2.0% |
め | 2.0% |
のつ | 1.0% |
のる | 1.0% |
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何も
下品に
育つたからとて
良人の
持てぬ
事はあるまい、
殊にお
前のやうな
別品さむではあり、一
足とびに
玉の
輿にも
乘れさうなもの
此の
勢に
乘じて、
立處に
一國一城の
主と
志して
狙をつけたのは、あらう
事か、
用人團右衞門の
御新造、おきみ、と
云ふ、
年は
漸く
二十と
聞く
さるゝも
嫌さに
默止居れば
駕籠舁共は夫婦に向ひもし旦那
戻駕籠ゆゑ
御安直參りやす
何卒お
乘なされといひけるに浪人夫婦は是を
圖らず
迷信家の
信仰心を
喚起し、
或は
又山師輩の
乘ずる
處となつて、
忽ちの
間に
評判大評判『お
穴樣』と
呼び『
岩窟神社』と
唱へ、
參詣人引きも
切らず。
役人共は
突退々々富右衞門を引立つゝ問屋場へと連れ來り
宿駕籠に
乘て江戸馬喰町四丁目の
郡代屋敷へ引れしは
無殘なることどもなり
「
私もそんなことは
知らないが、
新聞で
騷ぎはあつたやうだつけね」
内儀さんは
何處かさういふ
噺には
氣が
乘ぬやうで
先へ
行きても
有るか
無きか
知れませねば
何にてもよし
此の
車お
頼みなされてよと
俄に
足元重げになりぬあの
此樣な
車にお
乘しなさるとかあの
此樣な
車にと
二度三度お
高輕く
點頭きて
詞なし
我れも
雪中の
隨行難儀の
折とて
求むるまゝに
言附くる
那の
車さりとては
不似合なり
錦の
上着につゞれの
袴つぎ
合したやうなと
心を
唯吉は、
思はず、
乘かゝつて
居た
胸を
引く。
隱し
何氣なき體にて彼女中の客人は
今朝餘程早く
立れたり貴樣の方へは
行ずやと
云善六
頭を
振左樣の
筈はなし
其譯は
昨日途中にて駕籠へ
乘時駕籠蒲團許りでは
薄しとて小袖を