“乘出”のいろいろな読み方と例文
新字:乗出
読み方割合
のりだ87.5%
のりいだ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六丁目(ろくちやうめ)を乘出(のりだ)した其(そ)の自動車(じどうしや)で、自分(じぶん)兩國(りやうごく)を乘切(のりき)らう意氣込(いきごみ)、が、思(おも)ひがけないパンクで、時(とき)も過(す)ぎれば、氣(き)が拔(ぬ)けたのださうである。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
絶(た)えず其邊(そのへん)の航路(かうろ)を徘徊(はいくわい)し、時(とき)には遠(とほ)く大西洋(たいせいやう)の沿岸(えんがん)までも船(ふね)を乘出(のりだ)して、非常(ひじやう)に貴重(きちやう)な貨物(くわぶつ)を搭載(とうさい)した船(ふね)と見(み)ると、忽(たちま)ち之(これ)を撃沈(げきちん)して、惡(にく)む可(べ)き慾(よく)を逞(たく)ましうして居(を)るとの話(はなし)。
欺(あざむ)き天神丸の上乘(うはのり)して上方筋(かみがたすぢ)へ赴(おもふ)かんと胸(むね)に巧(たく)み足を早めて西濱に到(いたり)ければ天神丸ははや乘出(のりいだ)さん時なり吉兵衞は大音(だいおん)上(あげ)オヽイ/\と船を招(まね)けば船頭(せんどう)杢右衞門(もくゑもん)が聞つけ何事ならんと端舟(てんま)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
乘出(のりいだ)し相良(さがら)の城下(じやうか)へと急ぎけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)