“意氣込”のいろいろな読み方と例文
新字:意気込
読み方割合
いきごみ60.0%
いきご40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六丁目ろくちやうめ乘出のりだした自動車じどうしやで、自分じぶん兩國りやうごく乘切のりきらう意氣込いきごみ、が、おもひがけないパンクで、ときぎれば、けたのださうである。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
自體じたい周三が、此のき始めた時の意氣込いきごみと謂ツたら、それはすばらしいいきほひで、何でもすツかり在來ざいらいの藝術を放擲うつちやツて、あたらしい藝術に入るのだと誇稱こしようして
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
意氣込いきごんではなしをすると——道理だうりこそ……三光社さんくわうしや境内けいだい大變たいへん赤蜻蛉あかとんぼで、あめ水溜みづたまりのあるところへ、びながらすい/\とりるのが一杯いつぱいで、うへ乘越のりこしさうでらなかつた。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
うゝ、と意氣込いきごむと、車夫くるまやながるゝあせひたひふるつて
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)