“意気込”のいろいろな読み方と例文
旧字:意氣込
読み方割合
いきご46.7%
いきごみ46.7%
いきごん6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは、ごろ敬慕けいぼするやまだけに、姿すがたえなかったけれど、わかれをしむよう、あたまげました。もなく、汽車きしゃがきたので、意気込いきごんで、それへりました。
しいたげられた天才 (新字新仮名) / 小川未明(著)
泥棒の足の早さも抜群ですが、二十七歳の若さを、忿怒と驚愕に燃えさかる、井上半十郎の意気込いきごみの凄まじさもと通りではありません。
江戸の火術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「菊水さんですね」彼は意気込いきごんでいった。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)