“一”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひと34.2%
23.7%
いつ11.4%
いち8.8%
ひとつ6.3%
いっ5.5%
ある1.4%
1.2%
イチ0.8%
はじめ0.7%
びと0.7%
ぴん0.6%
イツ0.5%
ひい0.4%
ひとり0.3%
ワン0.3%
0.3%
ラズ0.2%
ひとた0.2%
ヒト0.2%
ピン0.2%
ウナ0.1%
どう0.1%
ぼう0.1%
いッ0.1%
さる0.1%
ひとう0.1%
ひー0.1%
アイン0.1%
アインス0.1%
アン0.1%
0.1%
インケツ0.1%
イー0.1%
オイチ0.1%
ハジメ0.1%
ヒトリノミ0.1%
一橋0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こまかきははら/\として草村がくれこほろぎのふしをもさず、しきりくるはにばかりるかといたまし。
雨の夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
蛇嫌な南日君は股まで浸って上手の瀬を渉った。と所左手の屏風がへし折れて山裾からぼろぼろになった石の綿がはみ出していた。
黒部川奥の山旅 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
然し今の日本は、にもにも信仰のない国柄であるといふ事を発見した。さうして、は之をに日本の経済事情に帰着せしめた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
昨夜もすがらりて、今朝れよりはなけにし、でつけて着物もみづからりしを取出
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その印刷術もト通りは心得ておかねば不自由ダと思い、そこで神田錦町にあったの石版印刷屋で一年程その印刷術稽古をした。
たい、おまえは私に似て情熱家肌の純情屋さんなのに、よくも、そこをえて、現実に生きる歩調に性情をえ直そうとした。
巴里のむす子へ (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
また憎らしいのがある、腹立たしいのもにあるけれども、それも場合に猿が憎らしかったり、鳥が腹立たしかったりするのとかわりは無いので。
化鳥 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
例えば彼の女性観を聞くと自分自身が女性でありながらち一ち傾聴せずには居られないに深刻に女性を解剖しています。
新時代女性問答 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
水の神の贄として、早処女が田の中へ生き埋めになつた物語、及び其が形式化して「の早処女」を、泥田の中に深く転ばす行事がある。
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「それでこいつ自動車だのキッドの靴だのって、むやみに高いものばかり強請んだな。みんなさんの持ってるのを見て来たんだろう」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
はッとを引く間も無く、カタカタカタと残らず落ちると、直ぐに、そのへりの赤い筒袖の細い雪で、ツ拾って並べる。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
土門は豹一と並んで席に就くと「ちゃん!」と呶鳴った。すると、おそろしく長い顔をした浪人者が、舞台の上からきょろきょろ客席の方を見廻した。
青春の逆説 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
時たゝぬ中に、婢女ばかりでなく、自身たちも、田におりたつたと見えて、泥だらけになつて、若人たち十數人は、戻つて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
私は、それをう、い? と数えあげたり、ひよつとして栄螺の呟きでも聞えないかしら? と耳を傾けたりした。
熱い風 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
その斯く我にいへり、また若しこの時新しき物現はれて心をひくことなかりせば、我は既にわが身の上をあかせしなるべし 二五—二七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
アドリナ・パティの演奏料がステージ一万ドル、世界一のテナー、カルーゾーも一万ドルだということが判りました。
お蝶夫人 (新字新仮名) / 三浦環(著)
照準手が合図を送ると、砲手がイと数えて満身の力をこめて引金を引いたのだった。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)
び罪を犯しても、かうして悔悟して自殺を為たのは、実に見上げた精神だ。さうなけりや成らん、天晴だぞ。それでこそ始て人間たるの面目が立つのだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
そのさわぎで、家じゅうところも常態でいるところはなくなってしまいました。食堂の大テーブルは、陶器陳列用につかわれて、小さいテーブルで食事だけはしているし。
割って割りきれねえ半端の出るのが半——つまりは割りきれねえから半、二は割りきれるから丁、三が半で、四が丁、五が半ならば六が丁、という段取りなんで、おっと待ったり
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「もう一度改めてからを数えるまでに、俺の言うとおりにしなかったら容赦なく撃ち殺すぞ!」怒りで語尾が顫えてれてきた。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
おかみさんたちの懐中時計も「つ!」と言った。そして子供たちの懐中時計も、猫や豚の尻尾についている小さな鍍金の時計も「つ!」と言った。
鐘塔の悪魔 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
それでその「木」へを彫って、其処だけ特にを入れたんだそうです。それ、幽霊は出ては来なかった。
□本居士 (新字新仮名) / 本田親二(著)
十三年振でらずも永禪和尚に邂逅いまして、始めの程は憎らしい坊主と思いましたなれども、亭主が借財も有りますかられと思いましたも、よりれた身体ゆえ
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ロレ まゝ、らしめ。(藥瓶を渡し)さらば、しう覺悟して、首尾よう爲遂げさッしゃれ。はまた法師に、殿御への書面たせ、いでマンチュアまでりませう。
つと数え、二つ三つとかぞえ、九時ごろになったのかしらといい加減びっくりしていると、八つ打ってもまだやまず、九つうってもまだやまず、どう? 十一打ってやっとやみました。
! さあ、捜してごらんなさい、その札はあなたのポケットにあります……
桜の園 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
、………」
細雪:02 中巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
ちり、りん、りんとスウの
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
課長はその悪漢どもを叩きのめすような手附きで、オイと体操を続けていった。しかしその楽しさも永くは続かなかった。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
一の字をりつけられたのは、抗夫長屋ではやっていた、オイチョカブ賭博の、のうち、このを引けば負けと決っているの意味らしかった。
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
女の子が声を揃えてとかけ声をかけたり、女の子が力をかっきりこめず、イー、ニー、と澄んだ声をそろえて〔後欠〕
と号令が速足進めに変り、「」と、黒井さんが調子を張り上げます。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
星出さんの息子はというのです。中條を何度直してやっても中将とかいて来るのよ。
代匠記で遊仙窟の「天上無人間」という句を引いていたが、この歌の作られた頃に、遊仙窟が渡来したか奈何も定めがたいし
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
去月二十九日上関に薩の蝶丸にて参りたり。然るに此度の用事は云々、先づ京師のヨフスは去月十五日将軍上洛、二十一日、に朝廷にせまり、追討の命をコフ。