“三”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
61.6%
さん13.9%
みつ8.9%
みっ3.4%
2.1%
2.1%
サン1.3%
さぶ0.8%
みい0.8%
みっつ0.8%
(他:10)4.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“三”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸16.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
奴里能美ぬりのみは、口子くちこが申しあげたとおりのとおりの虫を、前もって皇后に献上けんじょうしておきました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
で、つきみちらすのも、案山子かゝしぶのも、からかさくるま
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いちたにたにさんたにたにかけて、山々やま/\峰々みね/\縱横じうわう
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
私は、その頃、少しばかり買物がございましたので、さんみやの『でぱあと』まで出むいていたのでございます。
両面競牡丹 (新字新仮名) / 酒井嘉七(著)
同じくこの永劫えいごふの春——夜の白羊宮もこれをかすめじ——に萌出もえいづる第二のみつの組は 一一五—一一七
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
今や汝これらの愛の、いづこに、いつ、いかに造られたりしやを知る、されば汝の願ひの中みつの焔ははや消えたり 四六—四八
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
と云いながら振袖を薪割台の上へ乗せて、惜気もなくザクウリッと二つみっつに切りました時は、多助も思わず手をって、
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其を持つて、卓子テエブルに帰つて来るに、お嬢さんの姿は、こしもとみっツの黒い中に隠れたんです。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「それを考えようじゃないか、ぶちゃんの頭脳あたまで、それがわからないはずはないと思うが——」
九つの鍵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
「ところで相手が愛ちゃんをさらったのは、人質にするというほかに、何か理由があると思うが、どうだろう、ぶちゃん」照国の誠一は又その想像力を働かせました。
九つの鍵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
、の日が灸の日で、その日は無量寺の書き入れ日だっせとのことだった。
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
○よど・いたじきばらひ 日向児湯郡納辺で宵祭ヨミヤをよど、祭りの翌日を、いたじきばらひと言ふ。前のをけあらひと、成り立ちが似てゐる。
方言 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其について思ひ起すのは、友人永瀬七三郎君が、北河内サンクチ(野崎の近辺)に住んだ頃、こもろいと言ふ形容詞をよく耳にした。
方言 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ラジオが叫ぶイチサンンの号令に合わせて、課長は巨体をブンブンと振って、ラジオ体操を始めた。彼は何とはなしに、子供のような楽しさと嬉しさとがはらの底からこみあげて来るのを感じた。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
さぶちゃんは、親戚しんせきだけど遠慮えんりょしていまして、いじらしいんですよ。」と、叔母おばさんがいいました。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
はやかえっていらっしゃればいいに、さぶちゃんが、病気びょうきできているのになあ。」と、少年しょうねんをもんでいました。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひいふうみいよういつひいふうみいよういつひいふうみいよういつ。」と、一度の息がつづくかぎり五つずつ数をよみました。
湖水の女 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
ひいふうみいよういつひいふうみいよういつひいふうみいよういつ。」と息がつづくまで数えますと、その数だけの牛が、また一どに湖水の中から出て来ました。
湖水の女 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
寛は幸にして此みっつを以てするに怠らず。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
勿論女の方はいなくなっても、縞の背広はやはり隣の桝で、しっきりなく巻煙草をふかしながら、時々私の方へ眼をやっていましたが、みっつの巴の二つがなくなった今になっては、前ほど私もその浅黒い顔が、気にならないようになっていたのです。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
雪江さんは私よりも一つ二つ、それともみッぐらい年下かも知れないが、お出額でこで、円い鼻で、二重あごで、色白で愛嬌が有ると謂えば謂うようなものの、声程に器量はくなかった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
譜本ふほんうたうたふやうに、距離きょり釣合つりあひちがへず、ひいふういて、みッつと途端とたん敵手あひて胸元むなもと貫通ずぶり絹鈕きぬぼたんをも芋刺いもざしにしようといふ決鬪師けっとうしぢゃ。
みツつ」とうぐひすのやうなこゑそでのあたりがれたとおもへば、てふひとツひら/\とて、ばんうへをすつとく……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これで、みツつの問答もんだうへた、
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
よろしい、わたしいまじつもっにっちもさっちもかん輪索わな陥没はまってしまったのです。もう万事休矣おしまいです覚悟かくごはしています。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
よろしい、わたしいまじつもつにつちもさつちもかん輪索わな陷沒はまつてしまつたのです。もう萬事休矣おしまひです覺悟かくごはしてゐます。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
二つやみつつならだしもの事、私の様な弱い者には、四つ、五つと盃の列んだのを見ると、醒め果てた恋に向ふ様で、モウ手もけたくない。
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
一の字をりつけられたのは、抗夫長屋ではやっていた、オイチョカブ賭博とばくの、インケツニゾサンタシスンゴケロッポーナキネオイチョカブのうち、このふだを引けば負けと決っているインケツの意味らしかった。
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
アインツワイドライ! さあ、捜してごらんなさい、その札はあなたのわきポケットにあります……
桜の園 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
近日土民・さむらい之皆(階)級之時節也。雖非人党之輩、可守護・国司之望、不左右者也。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)