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『波荒くとも』
ふりがな文庫
『
波荒くとも
(
なみあらくとも
)
』
鉛色をした、冬の朝でした。往来には、まだあまり人通りがなかったのです。広い路の中央を電車だけが、潮の押しよせるようなうなり声をたて、うす暗いうちから往復していました。そして、コンクリート造りの建物の多い町の中は、日の上らない前の寒さは、こと …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「小学五年生」1939(昭和14)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
父
(
とお
)
三
(
さぶ
)
下
(
さ
)
造
(
づく
)
生
(
しょう
)
止
(
ど
)
後
(
うし
)
冷水
(
れいすい
)
上
(
あ
)
香
(
かお
)
歩
(
ぽ
)
石造
(
いしづく
)
訪
(
おとず
)
上
(
うえ
)
中央
(
ちゅうおう
)
暗
(
ぐら
)
立
(
だ
)
急
(
いそ
)
上京
(
じょうきょう
)
青
(
さお
)
熱
(
ねつ
)
父
(
ちち
)
降
(
お
)
止
(
と
)
楽
(
らく
)
勝
(
か
)
終
(
お
)
畳
(
じょう
)
厳
(
きび
)
本
(
ほん
)
葉
(
ば
)
許
(
ゆる
)
穏
(
おだ
)
急病
(
きゅうびょう
)
中
(
なか
)
主人
(
しゅじん
)
交番
(
こうばん
)
人
(
にん
)
顔色
(
かおいろ
)
煙
(
けむり
)
頼
(
たよ
)
人通
(
ひとどお
)
頭
(
あたま
)
音
(
おと
)
今日
(
きょう
)
背負
(
せお
)
往来
(
おうらい
)
往復
(
おうふく
)
体
(
からだ
)
作
(
つく
)
彼方
(
あちら
)
開
(
ひら
)
閉
(
と
)
彼女
(
かのじょ
)
彼
(
かれ
)
先
(
さき
)
入
(
はい
)
強
(
つよ
)
出
(
だ
)
結構
(
けっこう
)
去年
(
きょねん
)
東京
(
とうきょう
)
病人
(
びょうにん
)
苦
(
くる
)
口
(
ぐち
)
荷
(
に
)
軽
(
かる
)
軒
(
けん
)
希望
(
きぼう
)
左右
(
さゆう
)
萌
(
も
)
堤
(
つつみ
)
起
(
お
)
声
(
ごえ
)
多
(
おお
)
巡査
(
おまわり
)
負
(
ま
)
明
(
あか
)
奪
(
うば
)
話
(
はな
)
日
(
にち
)
家
(
いえ
)
方
(
ほう
)
新
(
あたら
)
寝
(
ね
)
打
(
う
)
突然
(
とつぜん
)
耳
(
みみ
)
薬
(
くすり
)
考
(
かんが
)
翌日
(
よくじつ
)
置
(
お
)
締
(
し
)
緑色
(
みどりいろ
)
紙
(
かみ
)
箱
(
はこ
)
答
(
こた
)
立
(
た
)
窓
(
まど
)
父親
(
ちちおや
)